ごまの風味がとばないように、ごまだれは最後に加えます。ごまの香りで、魚の生臭さが気になりません。
まな板に新聞紙を敷いていわしをのせ、尾から頭に向かって包丁の刃を動かしてうろこを取る。胸びれのつけ根から包丁を入れて頭を切り落とし、切り口から腹にかけて4~5cmの切り込みを入れ、腹を開いて包丁の刃先で内臓をかき出す。ボールに水をはって腹の中を指先で洗い、しっかりと水けを拭く。
しし唐辛子は縦に1本切り目を入れておく。ねぎは斜め薄切りにする。しょうがは皮をむいて薄切りにする。
鍋に水2と1/2カップ、酒、しょうゆ各大さじ1、しょうがを入れ、強火で煮立てる。いわしを重ならないように入れ、再び煮立ったら落としぶた※をして弱火で10分ほど煮る。
いわしを鍋の端に寄せ、あいたところにしし唐辛子、ねぎを入れ、中火にしてひと煮する。基本のごまだれを加え、鍋を揺すりながら全体にからめ、5分ほど煮て火を止める。
(1人分240kcal、塩分2.7g)
※アルミホイルを鍋の口径に合わせて切り、中央に穴をあけたものを使ってもよい。
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基本のごまだれ材料(約1カップ分)
白練りごま 1/3カップ
白すりごま 1/4カップ
しょうゆ 1/4~1/3カップ
砂糖 50g
酒 大さじ1
作り方
ボールに練りごまを入れ、泡立て器でなめらかになるまでよく練り混ぜる。他の材料をすべて加え、均一になるまでよく混ぜ合わせる。
(全量で826kcal、塩分8.6g)
※黒練りごま、黒すりごまで作る場合も同じ分量でOK。でき上がったごまだれは、密閉容器やふたつきのびんに入れて保存して。冷蔵庫で1カ月くらいはもちます。
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