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かきとほうれん草の茶碗蒸し

料理: 城戸崎愛

撮影: 尾田学

かきとほうれん草の茶碗蒸し

材料 (4人分)

  • 卵 4個
  • だし汁 4カップ
  • だし汁の調味料
  •  塩 小さじ1
  •  しょうゆ 小さじ1/2
  •  砂糖 少々
  • かき(加熱用) 12個
  • ほうれん草 1/4わ
  • 干ししいたけ 4個
  • くずあん
  •  だし汁 1カップ
  •  塩 小さじ1/4
  •  片栗粉 小さじ1と1/2
  • のりの細切り 適宜
  • 片栗粉
  • 練りわさび

作り方

  1. かきはざるに入れ、塩水につけて振るようにして洗い、水けをきる。干ししいたけはかぶるくらいのぬるま湯に20分ほどつけてもどし、軸を取る。ほうれん草は塩少々を加えたたっぷりの湯で色よくゆで、水けを絞って長さ4cmに切る。
  2. 器に片栗粉小さじ1を同量の水で溶いておく。鍋にだし汁を入れて中火で煮立て、だし汁の調味料を加える。再び煮立ったら、水溶き片栗粉をもう一度混ぜて加え、木べらなどで手早く混ぜてとろみをつける。そのまま置き、人肌程度(指先を入れて生ぬるいと感じる程度)にさます。
  3. ボールに卵を割りほぐし、菜箸で静かに混ぜながら、調味しただし汁を加える。このとき、できるだけ泡立たないように、静かにかき混ぜるようにして。
  4. できた卵液を、ボールで受けた万能こし器を通してこす。これで、白身が切れて、口当たりがなめらかな仕上がりになる。
  5. 茶碗蒸しの器に、かき、ほうれん草、干ししいたけを1/4量ずつ入れ、卵液を器の八分目くらいまで静かに注ぐ。浮いた泡はすくい取る。
  6. 蒸し器に水を入れて強火にかける。充分に蒸気が立ったらいったん火を止め、器にふたをして蒸し器に並べる。蒸し器のふたをする(器にふたがない場合は、堅く絞ったぬれぶきんを蒸し器と蒸し器のふたの間にかませ、ふたの上でふきんの端を結んで)。
  7. 強めの中火にかけ、1~2分蒸す。器のふたを開けてみて、周囲が白っぽくなっていたら、弱火にする。
  8. 弱火で30~40分蒸し、中央に竹串を刺してみて、澄んだ汁が出てきたら、三つ葉をのせる。再び器にふたをし、30秒ほど蒸らして火を止める。
  9. くずあんを作る。器にくずあん用の片栗粉小さじ1と1/2を、同量の水で溶いておく。鍋に片栗粉以外のくずあんの材料を入れて煮立て、水溶き片栗粉をもう一度混ぜてから加える。手早く混ぜてとろみをつけ、茶碗蒸しに等分にかける。練りわさび適宜をのせ、のりを散らす。
    (1人分145kcal 、塩分2.3g )