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煮豚を使ったベトナム風生春巻き

料理: 長谷川佳子

撮影: 川浦堅至

煮豚を使ったベトナム風生春巻き

材料 (4人分)

  • 煮豚(2個分。このうち1/2個<約175g>を使用)
  •  豚肩ロースかたまり肉 400g×2個
  •  ねぎの青い部分 2本分
  •  しょうが 1かけ
  •  煮汁
  •   しょうゆ 3/5カップ
  •   砂糖 大さじ6
  •   酒 1/4カップ
  •   粉山椒 小さじ1
  •   水 1と1/2カップ
  •  サラダ油1/2個(約175g)
  • ライスペーパー 12枚
  • むきえび 12尾
  • 春雨 50g
  • きゅうり 1本
  • にら 12本
  • 青じその葉 12枚
  • たれ
  •  にんにくのみじん切り 1かけ分
  •  赤唐辛子のみじん切り 1本分
  •  ナンプラー 大さじ2
  •  砂糖 大さじ1
  •  酢 小さじ2
  •  豆板醤 少々
  •  水 大さじ4

作り方

  1. 豚肉は冷蔵庫から出して10分以上おき、室温にもどす。しょうがは皮つきのまま薄切りに、ねぎの青い部分はそれぞれ縦に1本切り目を入れる。計量カップに煮汁の材料を入れ、混ぜ合わせる。落としぶた用に、オーブン用シートを鍋の大きさに合わせて丸く切る。
  2. 中華鍋を強火で熱してサラダ油大さじ1と1/2を入れ、鍋肌全体になじませる。豚肉を入れ、菜箸と木べらを使って返しながら、肉の表面に少し焦げ色がつくまでまんべんなく焼く(2個いっしょに焼きづらい場合は、1個ずつ焼いて)。
  3. 中火にしてねぎ、しょうがを加え、煮汁を注いぐ。煮立ったら落としぶたをし、途中で煮汁をスプーンなどで回しかけながら、20分ほど煮る。ねぎとしょうがを取り出してさらに15分煮たら、落としぶたを取り、強火にして煮汁を煮立てながら5~6分煮つめる。
  4. 煮汁に漬けたまま、肉が完全にさめるまでしばらくおく。汁けをきって煮豚を取り出す。
  5. 煮豚は薄切りにしてから、細切りにする。むきえびは塩少々を入れた熱湯でさっとゆでる。えびの色が変わったらざるに上げて水けをきり、背から包丁を入れて半分に切る。
  6. 春雨は熱湯に4分ほど浸してもどし、水で洗ってざるに上げ、水けをきって食べやすい長さに切る。きゅうりは斜め薄切りにしてから、せん切りにする。にらは長さを半分に、青じそは縦半分に切る。器にたれの材料を入れて混ぜ合わせる。
  7. ライスペーパーは、2~3枚ずつ水に5分ほど浸してもどす(長く浸しすぎると破れやすくなるので気をつけて)。柔らかくなったら、具を包むたびに1枚ずつ乾いたふきんに広げ、水けを拭く。
  8. 中央から少し下あたりに青じそ1枚、春雨1/12量、青じそ1枚、きゅうり、煮豚各1/12量の順にのせる。指で具を押さえながら、1回巻いてきっちりと形を整え、左右の皮をたたんで中央で合わせる。
  9. にら2本は、片方の端をライスペーパーにそろえて置き、えび2切れは切り口を上にして置く。皮がたるまないように最後まできっちりと巻き、残りも同様に巻く。皿に盛り、たれをつけていただく。
    (1人分328kcal、塩分3.8g)