かぶは柔らかくなるのに大根ほど時間がかからないので、気軽にふろふきを試してください。
かぶは葉を落とし、茎の間をよく洗って皮を六方にむき、茎を2cmほど残して切る(下記参照)。
鍋に昆布を敷いてかぶを並べ、たっぷりの水を加えて火にかける。煮立ってきたら弱めの中火にし、かぶが柔らかくなるまで7~8分、ことこと煮る。
別の鍋に赤みそ、卵黄、だし汁、砂糖大さじ2~3、みりん大さじ1を入れて強火にかけ、しゃもじをまめに動かして混ぜながら、とろりとするまで練る。
かぶは上から2cmくらいのところで横に切って2つに分け、下のほうの切り口をスプーンで少しくりぬく。鍋に戻してもう一度温めてから、器に盛って煮汁少々をはる。くりぬいた部分に合わせたみそをのせ、上の部分をふたのように添える。
(1人分80kcal 塩分1.4g)
●かぶを六方にむく
1.まず外側の茎を数本取り除いて、全体のバランスを整えます。茎の根元の周囲に包丁の刃元で切り込みを入れます。
2.皮はおしりのほうから茎に向かってむき、茎の根元の切り込みのところで切り離します。全体を真上から見て、6面が均等にむけるように目安をつけ、まず1面をむき、次にその面と反対側の面をむきます。失敗しにくく、対面むきといいます。
3.ふろふきかぶにするときは、安定するように、おしりの部分を平らに少し切り落とします。茎もちょうどいい長さにそろえて、六方むきの完成です。