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鶏肉と豆のパエリア

料理: 大久保恵子

撮影: 尾田学

鶏肉と豆のパエリア

材料 (4人分・直径30cmくらいのパエリヤ鍋)

  • 米 1と1/2カップ(300cc)
  • 鶏骨つきぶつ切り肉 600g
  • にんにく 1かけ
  • 玉ねぎ 1/3個
  • ピーマン(小) 1個
  • トマト(大) 1個
  • 豆の水煮(缶詰・ガルバンゾー豆、白いんげんなど) 約2カップ
  • さやいんげん 50g
  • サフラン 1つまみ
  • 洋風スープの素(チキン・固形) 1個
  • 好みでレモンのくし型切り 適宜
  • オリーブオイル

作り方

  1. 鶏肉は塩少々をふって下味をつける。ピーマンは縦半分に切って、へたと種を取り除き、にんにく、玉ねぎとともにみじん切りにするトマトはへたを取り、へたの反対側に十字に切り目を入れる。熱湯にさっとつけて、皮がめくれたところから皮をむき、粗みじんに切る。
  2. いんげんはへたを取り、長さを半分に切る。鍋に湯3カップを沸かし、洋風スープの素を入れて溶かし、スープを作る。フライパンにアルミホイルを敷き、サフランをのせて弱火にかけ、ゆっくりといる。パリッとしたら火を止め、手でもんで細かくする。
  3. 直径30cmくらいのパエリヤ鍋にオリーブオイル大さじ2を入れて中火で熱し、鶏肉を入れる。両面をこんがりと焼きつけ、鍋に油を残すようにして取り出す。
  4. 鍋に残った油を再び中火にかけてにんにく、玉ねぎを入れて中火で炒め、色づいてきたらピーマンを加えてさっと炒める。トマトを加えて強火にし、水けがなくなってとろりとするまで炒める。
  5. 鶏肉を戻し入れ、全体をさっと混ぜる。米を洗わずに加え、鍋の柄を持って揺するようにして米を全体に広げる。スープを沸騰させて3~4回に分けて加え、そのつど煮立てる。
  6. サフランをふり入れてから豆の水煮を散らし、塩小さじ1を加える。米が水分を吸って、表面に浮き上がってくるまで中火で10分ほど煮る。このとき、火が均一に通るように鍋をときどき揺すり、そのつど鍋の方向をかえるようにする。
  7. オーブンを200℃に温めはじめる。パエリヤ鍋を火からおろしてさやいんげんを散らし、アルミホイルをかぶせる。天板にのせて、(天板の内側にのりきらない場合は、天板を裏返して柄の部分が斜めになるようにおくとよい)オーブンに入れ、20~25分焼いて取り出し、そのまま10分ほどおいて蒸らす。器に盛り、好みでレモンを絞りかけながらいただく。
    (1人分668kcal、塩分2.6g)