パリッパリの春巻きの皮が、こうばしさ満点。ぴんととびでたえびのしっぽで、おもてなしにもぜひ。
えびは、竹串などで背わたを取り除き、尾を残して殻をむく。尾の先を少し切って包丁で尾の中の水をしごく。腹側に3～4カ所切り目を入れ、反対側にそらして身をまっすぐにし、塩、こしょう各少々をふる。しし唐は軸を切り、包丁の先で切り込みを入れる。たけのこは厚さ1cmに切り、熱湯にさっと通して水けをきる。しょうゆ大さじ1に和風だしの素を加え、たけのこにふりかけて混ぜ、すぐにペーパータオルにとって汁けを拭き取る。
春巻きの皮は半分に切って、長方形にする。小麦粉、水各適宜を混ぜて、とろりとしたのりを作る。青じその上にえびを置き、これを春巻きの皮の端から尾が出るようにやや斜めに置く。皮の半分くらいまでくるくる巻き、頭のほうのはみ出た皮を内側に折り曲げて最後まで巻き、のりをつけて留める。
揚げ油を中温（170℃。小麦粉を同量の水で溶いて数滴落とすと、鍋底近くまで沈み、すぐ浮き上がってくる程度）に熱してしし唐を揚げる。色鮮やかになったら油をきり、熱いうちに塩少々をふる。
次に春巻きを入れ、ときどき返しながら皮がきつね色になるまでカリッと揚げて取り出す。最後にたけのこを入れて少し色づくまで揚げる。器に春巻き、しし唐、たけのこを盛り、レモンのくし形切りを添える。（1人分熱量277kcal、塩分1.8g）