いわしは水で洗って、えらや腹のまわりに残っているうろこをこすり落とす。頭を左にして置き、えらぶたの下に包丁を当てて頭を切り落とす。
尾が手前になるように置き替え、腹側を斜めに4~5cmほど切り落とす。
腹の切り口を開き、包丁の刃先で内臓をかき出す。頭や内臓を新聞紙に包んで捨てる。
中骨についた血合いは、包丁の先で切り込みを入れておく。生臭さのもとになるので、ていねいに取って。
流水の下でいわしを腹の中までていねいに洗う。長く洗っているといたみやすくなるので、手早く。血合いは、竹串のとがっていないほうを使って。
ペーパータオルなどで全体の水けを拭き取り、腹の中もていねいに押さえるようにして拭く。
きれいになったいわしの腹の切り口から中骨の上に包丁を入れ、そのまま中骨にそって尾のほうに向かって切る。魚を返して骨を下にして置き、同様にして切る。(三枚おろし)
いわしを縦に置き、腹のまわりについた小骨に包丁を寝かせて当て、薄くそぐように切り取る。反対側も同様に切り落とす。
ボールに氷水を用意して、いわしを入れ、かき混ぜながら洗って、身をしめる。脂や汚れが取れて水がにごってきたら、再び氷水を替えて洗う(脂ののりぐあいにもよるが、3回ほど洗うと、いわしの表面が白っぽく締まる)。
乾いたふきんにはさんで水けをしっかり押さえて取る。
頭のほうの皮を指でつまんで少しだけはがし、身のほうを押さえて静かに一気にはがす。斜めに細く切る。
ボールにたれの材料を入れてよく混ぜ合わせ、いわしを加えて混ぜる。最後にすりごま大さじ2とごま油大さじ1を加えて、さらに全体を混ぜる。
青じそはせん切りにする。焼きのりは長さ3cmの細切りにする。どんぶりにご飯を盛り、青じそをのせ、いわしをのせる。最後にのりをのせ、全体を混ぜながらいただく。
(1人分567kcal、塩分2.9g)