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いただき

料理: 大久保恵子

撮影: 榎本修

いただき

材料 (8個分)

  • 米 2合(360cc)
  • 油揚げ(手揚げのもの) 4枚
  • 新ごぼう 1本(約70g)
  • 煮干し 40g
  • しょうゆ 大さじ4
  • 砂糖 大さじ3~3と1/2
  • 酒 大さじ2
  •  
  • ※ここでは長方形の油揚げを使いましたが、手に入れば、三角形のものを使うと、より地元風が楽しめます。また、普通の油揚げよりも、“手揚げタイプ”と書いてあるもののほうが破れにくく、でき上がりもふっくらとします。

作り方

  1. 米は洗って、たっぷりの水に約1時間浸し、水けをきってざるに上げておく。ごぼうは包丁の背で皮をかるくこそげ、鉛筆を削るようにして太めのささがきにする。水にさらしてアクを抜き、水けをよくきる。煮干しは頭とはらわたの部分を取り除いておく。油揚げはまな板にのせて横半分に切り、めん棒でかるくたたいて空気を入れる(こうすると口が開きやすくなる)。破らないように気をつけながら口を開き、袋状にする。
  2. ざるに米とごぼうを入れて混ぜ合わせ、油揚げに詰めて、つま楊枝で口を縫うようにして留める。
  3. 鍋の底に煮干しを敷きつめ、2.をできるだけ重ならないようにして並ベて入れる。
  4. 調味料と水3と1/2カップを合わせて鍋に入れ、強火で煮る。煮立ってきたら、おたまで煮汁をまんべんなくかけ、かるく落としぶた(なければ、アルミホイルで代用)をして、その上からきっちりとふたをする。強めの中火で15~20分煮たら、落としぶたを取り、弱火にして汁がすっかりなくなるまで煮る。