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ショートケーキ

料理: 上田悦子

撮影: 大井一範

ショートケーキ

材料 (直径18cmの丸型1台分)

  • スポンジ生地
  •  卵(Mサイズ) 3個
  •  薄力粉 75g
  •  バター(無塩) 20g
  •  グラニュー糖 75g
  • いちご 1/2パック(170g)
  • 生クリーム 200cc
  • グラニュー糖 大さじ1
  • 型に塗るバター 少々
  • 型にふる強力粉(なければ薄力粉) 少々

下準備

  • 薄力粉75gを、ふるっておく。
  • 型の内側にバターを薄く塗り、強力粉(なければ薄力粉)少々をふり入れ、型を回して全体につけ、余分な粉を落とす。
  • いちご1/2パックは洗ってへたを取る。
  • 湯せん用の湯を沸かす。
  • バター20gは耐熱の容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジで約30秒過熱して溶かす。または約60℃の湯に当てて溶かす。
  • オーブンは170~180℃に温めておく。

作り方

  1. ボールに卵3個を割り入れ、泡立て器でほぐしてグラニュー糖75gを加える。ボールの底を60℃くらいの湯に当てながら(湯せん)、空気を含ませるように泡立てる。卵液が人肌に温まったら湯せんからはずす。
  2. ボールを安定させるために底にふきんを敷き、さらに泡立て器で力強く泡立てる。泡立て器でたねをすくい上げると、「の」の字が書けるくらいまで、堅くしっかり泡立てる。
  3. ふるっておいた粉をさらに万能こし器などに入れてふるいながら加え、木べらで底から生地をすくい上げるように、ざっと混ぜ合わせる。練ったり、かき混ぜたりして泡を消さないように。少し粉っぽさが残っているときに、溶かしバターを一度に回しかけ、木べらですくい上げるように混ぜる。でき上がりの生地はつやがあり、もったりとしている。
  4. 型に生地を流し入れ、ボールに残った生地もゴムべらで加える。170~180℃のオーブンの中段で約20分焼いて、表面がきつね色で、中央に竹串を斜めに刺して、生地がついてこなければ焼き上がり。
  5. 焼き上がったら、型の上にケーキクーラーをのせてひっくり返し、スポンジケーキを型から出してさます。表面の中央に直径8cmくらいの円形の切り込みをナイフで入れ、底から1/3くらい残して中央の部分を手でくりぬく。くりぬいたスポンジケーキは、パフェなどに使っても。
  6. ボールに冷えた生クリーム200ccを入れて、グラニュー糖大さじ1を加え、ボールの底を氷水に当てて泡立て器ですくうととろりと落ち、すくったあとが筋になって少し残る程度に、柔らかく泡立てる。くりぬいた部分にクリームを1/4量ほど入れていちごを並べ、クリームを少量かける。さらにいちごを上にのせ、残りのクリームを流しかける。