ひんやりとして、口あたりのよい寒天の寄せものは、夏にうれしい味覚。具のうまみもじっくりしみこみます。
寒天は2~3つにちぎってたっぷりの水に入れ、10分くらいおいてもどす。水けを絞り、手で一口大くらいにちぎる。
鍋に寒天とだし汁、しょうゆ、みりん、酒、しょうが汁を入れて強火にかける。煮立ったら弱火にし、寒天がすっかり溶けるまで煮る。
寒天液が熱いうちに、万能こし器を通して別鍋にこし入れる。さめると固まりはじめるので、寒天が溶けたらすぐにこすこと。こすと、いちだんとなめらかに、口あたりよく仕上がる。
ささ身は筋を取り除き、そぎ切りにしてからせん切りにする。オクラは塩もみして洗い、薄い輪切りにする。こした寒天液を中火にかけ、ささ身をほぐし入れて煮る。ささ身の色が変わったらオクラを加え、さっと煮る。
くっつかないように、流し箱を水でぬらしてから、具を煮た寒天液を静かに注ぐ。上に浮いた泡を取り除き、そのまま少しさます。冷蔵庫に15分くらい入れて冷やし固め、箱から出して食べやすい大きさに切り分ける。
熱量50kcal(1人分)