玉ねぎをあめ色になるまで、じっくり炒める本格的レシピ。チキンは骨つきのぶつ切りで、ぜひ。
玉ねぎは縦半分に切り、切り口を下にしていったん横半分に切ってから、端から薄切りにする。平均に火が通るように、できるだけ同じ厚さで小さめに切る。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱して玉ねぎを入れ、炒めはじめる。初めは強火にして。水分をとばしながら炒めていく。
玉ねぎがしんなりとして淡いクリーム色になったら、おろしにんにくとおろししょうがを加え、弱火にして、焦がさないように絶えずかき混ぜながら、さらに炒め続ける。
玉ねぎが褐色になって、全体がねっとりとしてきたら、炒め上がり。この状態になるまで、弱火でゆっくりと炒めるのがいちばんのポイント。
炒めた玉ねぎを鍋に入れてから、鶏肉の下ごしらえにかかる。ボールに鶏肉を入れ、塩、コショウ、ナツメッグ、カレー粉をふり、手でもみ込むようにして全体にまぶす。
玉ねぎを炒めたあとのフライパンにサラダ油大さじ1を入れて熱し、肉を入れて、強火で少し焦げ目がつくまで両面を焼きつける。
玉ねぎが入っている鍋に焼いた肉を入れ、スープを加え、水煮トマトもほぐして汁ごと加える。強火にかけて、煮込みはじめる。
煮立ったら、弱火にしてアクをすくい取り、弱火のまま20分くらい煮込む。水を入れたボールを用意しておき、アクをすくうつど、玉じゃくしをこの水の中で洗う。
カレールーを2~3種類ミックスして加え、ひと混ぜしてよく溶かしたあと、さらに10分ほど煮込む。
かくし味にウスターソース、しょうゆ、チャツネを加えて軽くかき混ぜ、味をなじませる。
乾いたフライパンにカレー粉を入れて弱火にかけ、香りが出るまでゆっくりとからいりする。これを鍋に加え、カレー粉の味と香りがなじむまで5分くらい煮込む。