スイーツ
キャロットケーキ
更新日 2025/12/18

にんじんの風味のやさしい味わい。まろやかなチーズクリームのバランスは、言葉にならないほど絶妙。
更新日 2025/12/18
- 費用目安
約580円
- カロリー
415kcal
- 塩分
0.2g
※費用や栄養素は全量で算出しています。
材料
生地用
- にんじん80g
- くるみ(生)20g
- 卵(Mサイズ)1個
- サラダ油70g
A
- 薄力粉70g
- シナモンパウダー小さじ1/2
- ナツメッグパウダー小さじ1/4
- クローブパウダー小さじ1/4
- ベーキングパウダー小さじ1/2
- 重曹小さじ1/2
- 黒砂糖30g
- グラニュー糖20g
チーズクリーム
- クリームチーズ60g
- バター(食塩不使用)20g
- 粉砂糖80g
仕上げ用
- くるみ(生)15g
- 粉砂糖適宜
作り方
下準備
・クリームチーズ、バターは室温にもどし、柔らかくする。
・生地用と仕上げ用のくるみは、オーブン用シートを敷いた天板に広げる。160℃に予熱したオーブンで、香りが立ち、茶色くなるまで10~12分焼いて粗熱を取る。ロースト(無塩)されたものを使う場合も、香ばしくなるまでかるく焼く。
・オーブンに天板を入れ、160℃に予熱する。
・マフィン型に薄手の紙カップを敷く。
・にんじんは皮をむき、チーズおろしですりおろす。
※チーズおろしがない場合は、長さ3cm、幅2mmのせん切りにする。(写真右下)通常のおろし器は水分が出てしまうので使わない。


・Aを合わせてふるう。だまにならないよう手ですりつぶし、黒砂糖の小さなかたまりはそのまま加える。泡立て器でさっと混ぜ、中央をくぼませておく。


調理
- 1
卵とサラダ油を混ぜる
ボールに卵を溶きほぐし、サラダ油を少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜる。とろっと白っぽくなればよい。

- 2
粉類を混ぜ合わせる
下準備したAの中央に【1】を加える。このとき、【1】のボールに残った液は完全に取りきらなくてよい。中央から円を描くように、泡立て器で手早く混ぜる。ボールに残った【1】をゴムべらでこそげて加え、さらに泡立て器で混ぜる。粉っぽさがなくなってつやが出たら(写真右下)、ゴムべらで上下を返すように混ぜ、均一にまとめる。
まずは【1】を手早く混ぜることが大事。全体がなじんでから、ボールに残った【1】をゴムべらできれいに取って加える。
- 3
にんじんとくるみを加える
【2】に、すりおろしたにんじんを入れ、生地用のくるみを手で2つ~3つに割りながら加える。ゴムべらで上下を返すように混ぜ合わせ、具材を生地にしっかりなじませる。このとき、ボールの側面に生地が残らないようきれいにこそげながら全体をまとめる。

- 4
生地を焼く
型に【3】を1/5量ずつ流し入れる。160℃のオーブンの下段で8分焼き、型の前後を入れ替えてさらに12分焼く。中央に竹串を刺してみて、生地がついてこなければ焼き上がり。ケーキクーラーや網に取り出し、粗熱が取れたら型からはずす。
生地は1個約65g。スケールで量りながら作業すると、均一に入れられる。
- 5
チーズクリームを作る
クリームチーズをボールに入れ、かたまりがなくなるようゴムべらで練る。バターを加えてだまがなくなるまで混ぜる。粉砂糖を加えてさらに混ぜ合わせ、全体がなじんだら泡立て器に持ち替える。全体が白っぽくなり、すくうとしっかりと角が立つくらいまで混ぜる(写真右下)。再度ゴムべらに持ち替えて混ぜ、全体を均一にする。
・空気を含ませるように混ぜると、まろやかな風味に。粉砂糖を使うことで全体がまとまりやすくなり、ほどよい堅さに仕上がる。 ・チーズクリームがまとまりにくい場合は、ボールの底を氷水に当てて冷やしながら混ぜる。
- 6
仕上げる
チーズクリームを1/5量ずつペティナイフにとり、ケーキの中央にこんもりとのせる。全体にまんべんなく広げ、最後にぐるりと円を描くようにして形を整える。くるみを手で小さく割りながらのせ、粉砂糖を茶こしを通してふる。

初出 オレンジページ 2024年9/17売号
にんじんの豆知識
にんじんの旬は4月〜7月と11月〜12月。β‐カロテンの含有量が極めて高く、西洋かぼちゃの約2倍にあたるβ-カロテンを多く含みます。そのほかの栄養素は、カリウム、食物繊維、糖質など。β-カロテンは皮の付近に多く、油といっしょに摂取すると吸収効率が高まります。新鮮なものは、皮がなめらかで傷がないこと、赤みが濃く張りがあることが見分けるポイントです。
【にんじんについて詳しくはこちら】