主食

手打ちうどんの作り方

(件)

更新日 2025/6/7

撮影 木村 拓(東京料理写真)

手打ちうどんのおいしさは、なんといってもしこしこと弾力のある食感。手でよくこねた後、とにかく足でたくさん踏むことで弾力が生まれます。少し時間はかかりますが、家族や友人たちと交代しながら作業をすれば、きっと楽しいひとときに!

(件)

更新日 2025/6/7

  • 費用目安

    約40円

  • カロリー

    -

  • 塩分

    -

※費用や栄養素は1/3量で算出しています。

材料

2~3人分
  • 中力粉
    250g
  • 10g10gで約大さじ1/2相当
  • 冷水
    1/2カップ
  • 打ち粉用の中力粉
    適宜
  • ※小麦粉は、たんぱく質(グルテン)の含有量によって種類が分けられる。料理によく使う薄力粉のたんぱく質の含有量が6.5~9%なのに対し、中力粉は7.5~10.5%で、主にうどんに使用される。

安全に調理していただくために

作り方

調理

  1. 1

    計量カップに冷水、塩を入れて混ぜ、食塩水を作る。ボールに中力粉を入れ、食塩水を回し入れる。円を描くように混ぜ、全体に水分をいきわたらせる。

  2. 2

    両手でこすり合わせるようにし、しっとりとするまで混ぜる。

  3. 3

    生地をひとまとめにし、清潔な作業台に出す。手のひらのつけ根で生地を押しつけるように、ときどき向きを変えながら5~10分こねる。
    こね始め、写真左下のように生地がぼそぼそとしていたら、手のひらに水を少しつけ、表面になじませる。ただしこの後、足で踏むとかなりなめらかになるので、水をつけすぎないよう注意して。全体がまとまってしっとりとすればOK。

  4. 4

    生地を26~27cm四方の厚手の密閉できる保存袋に入れて床に置き、足で踏む。保存袋いっぱいに生地が広がったら、生地を折りたたんで小さくし(写真下)、さらに足で踏んで平らにする。これを20~25分繰り返すと生地が柔らかくなり、弾力が出る。生地を10cm四方くらいにたたみ、再び足でかるく踏んで平らにし、そのまま室温で2時間ほど(冬場は3時間ほど)ねかせる。

  5. 5

    調理台に打ち粉をふり、生地をのせる。生地、めん棒にも打ち粉をふり、生地とめん棒の向きをときどき変えながらのばす。初めから長方形になるように意識しながらのばすと、形が整いやすく、麺の長さが均一に仕上がる。30×40cm、厚さ2~3mmくらいになるまでのばす。

  6. 6

    生地を横長に置き、表面にたっぷりの打ち粉をふる。幅6cmくらいになるよう、手前から奥に向かって5等分の蛇腹折りにする。生地がくっつかないよう、折りたたんだひだの中にもしっかりと打ち粉をふる。

  7. 7

    生地をまな板にのせ、端から幅6~7mmに包丁で切る。バットに入れて打ち粉をふり、ちぎれないように全体をやさしくほぐす(打ち粉がたりなければ途中でふる)。ラップでぴっちりと包んで密閉できる保存袋に入れ、冷蔵庫で1週間保存可能。

初出 オレンジページ 2013年5月号