
その他
自家製バター
更新日 2024/4/4

撮影 宗田育子
ポリ袋に生クリームと氷を入れ、袋の口を閉じたら、あとはひたすら振るだけ! 10分から15分でなめらかな自家製バターのでき上がりです。
更新日 2024/4/4
- 費用目安
-
- カロリー
694kcal
- 塩分
2.0g
※費用や栄養素は全量で算出しています。
材料
作りやすい分量・約100g分
- 生クリーム(動物性乳脂肪分40%以上のもの※)1パック
- 氷(製氷器で作ったもの)1個
- ポリ袋(25×30cmくらいのもの)2枚
- 輪ゴム2本
- ※乳脂肪分40%未満のものでもバターは作れますが、袋を振る時間は1.5~2倍かかります。その場合は、生クリームがぬるくなって泡立ちがわるくなるのを防ぐため、氷は2個入れるようにして。
作り方
調理
- 1生クリームは冷蔵庫に1時間以上置き、よく冷やす。ポリ袋を2枚重ねにし、内側のポリ袋に生クリームと氷を入れる。
- 2内側のポリ袋に空気を入れてふくらませ、輪ゴムでまず内側のポリ袋の口をしっかり閉じる。このとき、できるだけ大きくふくらませて、生クリームの動くスペースを広く作っておくのがポイント。次に外側のポリ袋の口も、内側のポリ袋を閉じた部分に重ねるように、輪ゴムできちんと閉じる。
- 3ポリ袋を上下に振る。このときポリ袋の口を持ち、中身が上下に勢いよく動くように振ると、泡立ちやすい。また、袋に爪を立てると破れやすくなるので注意して。 2~3分振って、音がしなくなった状態。泡立った生クリームがポリ袋の内側全体にべったりとくっつき、動きにくくなっている。
- 4続けて5~7分振った状態。水分が分離しはじめ、バターの小さなかたまりがポリ袋の内側に点々とついている。
- 5さらに3~5分振って、バシャバシャと音がするようになった状態。水分が出るにつれ、バターがひとかたまりになっていく。バターが8cm大くらいにまとまったら、振るのは終了。
- 6ポリ袋の片端をはさみで少し切り、ボールに水分(バターミルク、POINT参照)を取り出す。
- 7なめらかな口当たりの、手作りバターの完成! 味がついていないので、このまま料理などに使うときは、塩ふたつまみを加えて混ぜ、有塩バターにする。バターは密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使いきって。
初出 オレンジページ 2008年9月号

〈POINT〉
バターミルクも捨てずに活用!
生クリームが分離して出た水分は、バターミルクと呼ばれるもの。1パックの生クリームから、約80mlのバターミルクがとれます。牛乳よりもこくがあり、そのまま飲んだり、コーヒーや紅茶のミルクとして使えます。また、はちみつとレモンを加えてよく冷やし、ラッシー風のドリンクにするのもおすすめ。
バターミルクも捨てずに活用!
生クリームが分離して出た水分は、バターミルクと呼ばれるもの。1パックの生クリームから、約80mlのバターミルクがとれます。牛乳よりもこくがあり、そのまま飲んだり、コーヒーや紅茶のミルクとして使えます。また、はちみつとレモンを加えてよく冷やし、ラッシー風のドリンクにするのもおすすめ。