
主菜
時短煮しめ
更新日 2025/6/1

撮影 木村 拓(東京料理写真)
フライパンで〈炒め煮〉に。かつおだしをとりながら煮ることで、約35分で完成。時短なのに、うまみは満点です。
更新日 2025/6/1
35分
- 費用目安
約710円
- カロリー
425kcal
- 塩分
3.0g
※費用や栄養素は1/3量で算出しています。
材料
2~3人分
- 鶏もも肉(から揚げ用)300g
- れんこん1節
- ごぼう1本
- にんじん1本
- きぬさや3枚
- 削り節1パック
〈しいたけだし〉
- 干ししいたけ4個
- 水1カップ
- 砂糖ひとつまみ
〈煮汁〉
- 砂糖各2
- みりん各2
- しょうゆ大さじ3
- 水1と1/2カップ
- サラダ油大さじ1/2
- 酒1/2カップ
作り方
調理
- 1耐熱のボールにしいたけだしの材料を順に入れ(しいたけは軸を下にする)、ラップを水面にはりつけるようにかける。電子レンジで2分ほど加熱してそのまま粗熱を取り、しいたけの軸を切る (大きければ半分に切る・もどし汁はとっておく)。ごぼう、れんこんはともに皮をむいて一口大の乱切りにし、水に5分ほどさらして水けをきる。にんじん、きぬさやは下記を参照する。
- 2フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして入れ、2分ほど焼きつけて裏返す。ごぼう、しいたけを加え、1~2分炒める。れんこん、にんじんを加えてさっと炒め、酒1/2カップを回し入れて煮立たせる。煮汁の材料、【1】のもどし汁を加えて再び煮立ったらアクを取り、弱めの中火にする。
- 3ペーパータオル2枚を水でぬらして絞る。【2】にペーパータオル、削り節(中央にのせる)、ペーパータオルの順でのせ、15分ほど煮る。削り節がこぼれないよう、ペーパータオルをたたんで取り除く。中火にして煮汁がほとんどなくなるまで煮つめ、ゆでたきぬさやとともに器に盛る。
初出 オレンジページ 2018年12月号


梅にんじんの飾り切り
縁起のいい梅に見立てて。にんじんは幅1.5cmの輪切りにし、梅の抜き型で抜きます。これだけでもOKですが、花びらと花びらの間に深さ3mmほどの切り込みをそれぞれ入れ、2つの切り込みの真ん中から左の切り込みに向かって表面をそぐと、立体的な「ねじり梅」に。
※梅にんじんにしない場合は、皮をむいて一口大の乱切りでも。

矢羽根きぬさや
「破魔矢」などでも知られるように、矢は邪気を払い、幸運を射止めるとされる縁起もの。きぬさやは筋を取り、両端にV字の切り込みを入れます。小鍋にたっぷりの湯を沸かして、さっとゆで、盛りつけの最後に添えて。
※羽根きぬさやにしない場合は、へたと筋を取り、上記と同様にゆでる。
すぐに食べない場合、にんじんはきぬさやとともに別容器で保存を。きれいな色をキープできて色よく仕上がります。