きまぐれ食堂、今月の主役は何でしょうね?
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お、いらっしゃーい。
いまちょうど、新メニューの試作してたとこ。
今回のメニューの主役は……
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〈みそ〉ですわ。
ふだんよく使うみそ以外にも、
赤みそ、白みそとあるけど、それぞれ使ったことある?
あ、韓国のみそ「コチュジャン」も忘れんといてー。
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そんな、おなじみ調味料〈みそ〉を極める今月、
お品書きはこちらです。 
それぞれのみその特徴を生かしたメニューとなっておりますよ。
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ほんなら、さっき試作してた「みそせんべい」から。
みそを使ったお菓子って、なんや、なごむなー。
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まずは、みそとグラニュー糖に、卵白を混ぜ合わせます。
卵黄だけ使うレシピで余ったときに、
これ作ってもええね~。
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卵白液を、薄力粉に少しずつ混ぜていくのがポイント。
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あとは、フライパンで焼くだけ。
なるべく薄~くのばすのが、カリッとさせるコツやね。
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取り出したら、すぐに丸めてさましましょ。
焼き菓子の〈チュイール〉っぽいね、これ。
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お次は〈赤みそ〉を使った、
「手羽先と卵のみそ煮込み」です。
見た目の色と違って、あっさりと仕上がるんですわ。
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赤みそは、そのまま入れるとダマになりやすいので、
先に水分で溶きのばしておくのがコツやね。
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手羽先は、煮込む前にこんがり焼きます。
見えにくい?
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これこれ、この焼き色。
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あとは、さっき用意しといた煮汁を注いで煮込むだけ。
おっと、これは、汁はね注意やな。
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赤ときたら……そう、次は〈白〉。
甘みの強い白みそで、玉みそを作って、
「豚肉の玉みそはさみ焼き」にしました。
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あ、〈玉みそ〉って知らない?
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これが材料。
左上から時計回りに、
白みそ、みりん、卵黄、酒、砂糖でございます。
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これを弱火にかけて練り混ぜれば、
最初シャバシャバしてたのが、ねっとりとした玉みそに。
まろやかでこくのある〈玉みそ〉は、
ゆずみそ、酢みそと、いろいろなかけだれにアレンジできますよ。
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この玉みそを豚肉に塗りまして、
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青じそのせーの、
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小麦粉まぶしーの、
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ほんで、多めの油で揚げ焼きにします。
このひと手間ひと手間が、おいしくしてくれるんやね~。
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最後は、ひと皿で3種のみそが味わえる、
「3種のみそ田楽」で、締めましょう。
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田楽みそは、みそ×ごま、コチュジャン×ねぎ、
そして、イチオシの、白みそ×クリームチーズ。
白みそって、乳製品と相性いいんですわ。
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なすは、中まで火が通りやすいように、
皮目に切り目を入れましょう。
はい、こんな感じ。
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フライパンに並べ入れて、
いったん火を通しまーす。
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あとは、それぞれの具材に田楽みそを塗って、
グリルでさっと焼くだけ。
おもてなしにもいいですよ。
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最後に「みそがミソ」って言えって?
お客さん、ほんま、かんべんしてくださいよー。
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