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Lesson29 揚げ春巻き&生春巻きをマスターする!
パリッとした食感がたまらない揚げ春巻きと、今やデパ地下のデリでも定番メニューとなった、ヘルシーな生春巻き。どちらも具を変えればバリエーションは無限大! そこで今回は、手間いらずの具ですぐできる、コウケンテツ流のアレンジレシピをご紹介します。
下ごしらえいらずの具で手軽にできる、2種類の揚げ春巻きをご紹介。豚キムチと豚チーズの春巻き

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春巻きは人気が高いメニューの常連さんです。「だけど自宅で作るのが面倒で……」っていう声が圧倒的ですね。本格的に作るとなると、まず具を切って炒めるまでがひと仕事。それから包んで揚げるわけですから、忙しいときだとなかなか作れない。でも揚げたてってホンマにおいしいんですよね~。そこで考えたのが、このレシピですわ。具の下ごしらえがいらないので本当に手軽です。こういうときは、もともと味のついている素材(ここではキムチとチーズですね)を使うのがポイント。そのおかげで下ごしらえを省くことができるのでね。そんで、大切なのが揚げ方。春巻きは低温で、じっくり揚げるのがおいしく揚げるコツ。火が強すぎると、端だけがこげて、全体に均一に火が通らないのでね。
ココがポイント!
春巻きは低温でじっくりと揚げて。皮がパリパリの食感になり、あらかじめ豚肉に火を通す手間も省けます。


 
サラダを包むような感覚で作る生春巻き。意外と簡単にできますよ! アボカドサーモン生春巻き

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最近はデパ地下や居酒屋などでも多く見られ、市民権を得てきたかなって感じがする、生春巻き。ベトナム料理を代表とする、他のいろんなアジア・エスニック料理も、今やかなり日本に定着してきましたよね。
今回はベトナム風にとらわれず、たれは和風にアレンジしました。具はサーモンのお刺し身とアボカドを入れましたが、何でもお好きなものをどうぞ。男性に作ってあげるときは、まぐろ、ハムなど、なにかしらたんぱく質系のものを入れてあげると、喜ぶと思います。具が皮からうっすら透けるので、どんな具を巻くときも、皮から見て彩りよく見える順番に具をのせて巻くといいっすよ。
ココがポイント!
ライスペーパー(生春巻きの皮)の戻し方は、水にさっとくぐらせるだけ。直径26cmのフライパン、またはボール、バットなどに水をはり、1枚ずつくぐらせます。


料理のココロ …「ご飯泥棒&ビール泥棒」です。

僕自身、世の男性諸君と同じようにご飯が大好きです。もちろんビールも。南米出身のある野球選手が、「僕は世界中どこでもやっていけるよ、うまいビールさえあればね」と語っていたのを思い出します。

僕の場合は「世界中どこでもやっていけるよ。スパイスとにんにくさえあればね!」って感じかな。いろんな香辛料、唐辛子、にんにく……。これは魔法のアイテムです。

スパイスとにんにくを入れると、ご飯やパン、ビール、ワイン、何にでも合うんですよ。僕はサラダにもおかずにもスープにも、なんでもかんでもスパイスとにんにくを入れちゃうので、これらのアイテムが入ってさえいれば、たちまち「ご飯&ビール泥棒メニュー」に認定しちゃいますね。
 

料理/ コウケンテツ 撮影/松本祥孝(アボカドサーモン生春巻きの写真) スタイリング/ 諸橋昌子

次回の更新は3月4日(火)予定です。