キホン!room
セロリの筋
セロリを使ったレシピを見ると、「筋を取る」と書いてあることが多いと思います。でも、たとえばミートソースで、みじん切りにして香味野菜として炒めるなんて場合は、どうせわからなくなるので、筋を取る必要はありません。筋取りが必須なのは、辣セロリのように、セロリの長さを生かした切り方のとき。まずは葉と茎に分けますが、わたしは、太い茎の1節目で折って、本体だけ使っています。というのも、葉のついた細い茎の部分はざくざく刻んで、じゃこといっしょに炒め煮にしたいから。こちらの作り方は次回。さて本体のほうは、折った側の端に包丁の刃元を浅く入れ、筋を2、3本すくいます。その筋を、親指の腹で押さえ、そのまますーっと引き上げると筋がはがれます。途中で切れたら、気を取り直して、そこからまたやり直しましょう。
ほら、意外としっかりとした筋が両側にあるでしょう。これが残っていると食べにくいので、面倒ですが、取り除いておきましょう。
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