今年92歳になる母は、体にいいと聞いたら、とことん試すほうで、この黒豆ごはんも、一時期、わが家に遊びにくるたびに作っていました。なんのことはない、いった黒豆を米に加えて炊くだけなのですが、なぜだか、ごはんがもっちりと炊き上がります。米が淡い紫色に染まるのも、黒豆だから当然といえば当然ですが、ちょっといわくありげで魅惑的。お正月の名残の黒豆で、作ってみませんか。わたしは、ついでだから1袋全部いって、びんに入れ、キッチンの見えるところにおいています。こうすると、気が向いたときにいつでも黒豆ごはんができます。黒豆は、表面の皮がはじけ、その割れ目が薄い茶色になるまでいるのがこつ。加える量は、米2合に対して40gが目安です。
※分量は4人分です。
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乾燥豆をいるというと、大変な気がしますが、時間にして7、8分です。香ばしくなったら、ちょっとつまんでみて。節分には大豆でどうぞ。 |