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わたしたちが知っているいわゆる目玉焼きを、英語で「サニーサイドアップ」、これをひっくり返して両面を焼いたものを「ターンオーバー」と呼ぶことを、アメリカで知りました。朝、カフェで「卵」を注文すると、「どうする?」と焼き方を聞かれます。当時は20代前半で、アメリカでは、こんなところまで自主性を重んじるのかと驚きました。さてその目玉焼き、白身を縁までつるんときれいに焼くには、薄く油をひいたフライパンに卵を入れ、ゆっくり弱火で火を通します。ふたをすると、早く火が通りますが、黄身に白い膜が張ります。これはお好みで。逆に縁をかりかりに香ばしく焼きたいときは、油を多めにしてやや強火に。両面焼きのときは、油を少したしてからひっくり返しましょう。
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