この季節、食べたくなるのが冷た~いデザート! その定番といえば、かき氷&アイスですが、海外に目を向けると、その味&見た目もさまざま♪
ベトナムの「チェー」
まずは、ベトナムの「チェー」。「チェー」は現地語で「甘いスープ」という意味で、豆やフルーツ、タピオカ、ゼリー、ココナッツミルク、砂糖水に漬けた白玉のようなダンプリングなどが層になってグラスに入ったデザート。ベトナムの市場では専門店があるほど種類が豊富なんですって。温かいチェーもあり、日本のぜんざいのような感覚なのだとか! おもしろいですね。
他の国のひんやりスイーツも気になる!ということで、お次は……
イギリスの「ピーチ・メルバ」
イギリスでは、バニラアイスの上にシロップ漬けの桃がトッピングされた「ピーチ・メルバ」がおなじみ。1890年代、当時の人気歌手「ネリー・メルバ」のファンだった、ロンドンの料理人が考案して一躍有名になったんだそう。
南アフリカの「ボンベイ・クラッシュ」
また、南アフリカの「ボンベイ・クラッシュ」はアイスクリームに、バジルシード、短い極細パスタ「バーミセリ」などをプラス。いっしょに混ぜて、ミルクセーキのようなスイーツに。ばらのシロップで風味をつけた、ピンク色のかわいい見た目もGOOD!
かき氷&アイス以外にも、世界にはいろいろなひんやりスイーツが……!
イタリアの「マチェドニア」
「マチェドニア」は、彩り鮮やかなフルーツを細かくカットして、シロップや白ワインなどであえて冷やした、イタリアのフルーツサラダ。イタリアでは、夏のスイーツとして、レモンシャーベットといっしょに出されることが多いとか。お子さんと食べるときは、お酒は除いてくださいね。
ブラジルの「ムース・デ・マラクジャ」
こちらはブラジルのスイーツ。現地で「マラクジャ」と呼ばれる黄色いゼリー状の甘酸っぱいパッションフルーツを使います。その果汁と練乳、生クリームを混ぜて冷やし、食べる直前に、種が入った果肉のシロップを上からかけて完成!
さあ、妄想グルメ旅行、いかがでしたでしょうか? 食べたことのないものも、「どんな味かな?」と想像しつつ、いつか現地に食べに行けることを楽しみに待ちましょう~!
『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ No.3』より