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2020.12.04
師走に入り一段と寒さが厳しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
早いもので今年も残すところ１カ月となりました。
そんななか、オレンジページでは「無料zoomライブセミナー～初めてのコンポスト～」を開催。たくさんのかたにご参加いただきました！
確かなレシピをお届けするため、すべてのレシピを試作しているオレンジページですが、『オレンジページ』1号につき、70品前後のレシピを掲載していて、日々キッチンで試作を行っております。その数は、一日に約10～20品。計量してみたところ、一日にでる生ごみは約300～500グラム。毎日出る生ごみを、ゴミではなく資源にできないか…と、9月から「バッグ型コンポスト」の利用を始めました。
この取り組みを「コンポスト活動記」として発信したところ、会員の皆さんから「コンポストについてもっと知りたい！」というコメントをたくさんいただきましたので、初めてのかた向けのセミナーを開催することになりました。
写真の女性がたいらさん（講師）。手に持っている大きめのバッグが、コンポストなんです！
ローカルフードサイクリング株式会社のたいらさんを講師に迎え、まずはコンポストをはじめるに至った経緯などをお話しいただきました。
お父さまの闘病をきっかけに、“食”を見直すところからはじめられ、安全な食料を育てる環境づくりに目を向けることになったことや、「循環の輪を作ることができるコンポストを都市部で行うことが大切だと気付き、資源となる生ごみをコンポストでたい肥にすることで、自然との接点ができ、スーパーで買いものをするときにも野菜をしっかりみて選んだり、価値観に変化をもたらす」というのは、大変興味深いお話しでした。
たいらさん直筆のわかりやすいイラストをまじえて
また、生ごみが焼却処分される際にかかっている、運搬コストや人件費の削減ができ、環境貢献につながることや、生ごみを捨てるときに使っていたレジ袋も必要なくなるなどの利点も。
そのあと、臭いなどが発生しにくく、持ち運びもしやすい工夫が凝らされたコンポストバッグの説明や、コンポストの中の微生物の働き、生ごみの変化の様子、また日々の管理方法など、参加者のみなさんからお申込みの際に寄せられた疑問や質問にお答えいただきながら、お話しいただきました。
シンクの排水溝の生ごみや、野菜くず、肉や魚およびその骨や内臓、炒めものをした後の油、茶がらまで、生ごみとしてコンポストに入れていいものがたくさんあり、参加者の皆さんからも驚きの声が。
写真は、オレンジページ（新橋）でのコンポストの様子
また、ライブ中には参加者のみなさんから、チャットでたくさんのコメントもいただきました。
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○画面共有の絵がわかりやすく 解説と連動しているので理解が深まります！
○どうしてコンポストが必要なのか…背景を説明して頂いているので理解しやすいですね。
○生ごみを捨てる時に使うビニール袋がいらなくなるというのは、なるほど！と納得しました。
○スーパーで購入時には地産地消を心がけ 移動代金がかからないものを選んでましたが ゴミの廃棄にも同じコストがかかっているとは愕然としました！
○この話を聞いていなければ、カビが出た段階で失敗だって思ってしまいそう。
○学校の給食で出る食品ロスが問題になっているので、校庭の片隅にコンポストを設置して、授業で行う栽培に使ったり、また食育の勉強になり、とても活用できそうだと思います。子供の頃から、その食物連鎖の知識を学んでいくことが、とても有効だと思いました。
○微生物ペットを飼う感じ？エサあげたり留守番させたり楽しそう♪
○教員なので、学校で教え子たちと一緒に取り組んでみたいと思いました。生態系や環境問題、虫や微生物などについて学びながら、収穫の楽しみもあって、よい教材になりそうですね～
○持ち運びやすいのもいいですね！気軽に楽しく始められそう
○小中学生の娘たちと一緒に、早速ベランダで初めてみたいと思いました！
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オレンジページ編集部からは、これまで本誌などでご紹介してきたフードロス削減につながる調理や食品保存の方法などをご紹介させていただきました。
また、12/17（木）からオレンジページ通販サイトでもLFCコンポストの取り扱いがはじまりますので、そちらの2商品もご紹介させていただきました。
年末年始は引き続き、自宅で過ごされる方が多いのではないでしょうか。
ステイホーム期間中に、暮らし方に変化があった方も少なくないと思いますが、
楽しみながらコンポストをはじめるきっかけになればと思います。
オレンジページ サロンWEBなどでは、これからも様々なコンテンツをお届けしてまいります。引き続き、ぜひご覧ください～☆
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