年々メニューラインナップが増え、味のクオリティも上がっていると話題の市販の総菜やお弁当。みなさんも利用したことがあるのではないでしょうか。では、実際にどのくらいの人が購入しているのかや、利用する理由、市販のものを食卓に上げることに抵抗はある? などについて、オレンジページメンバーズのみなさんに調査しました。
ダイジェスト
●市販のお総菜やお弁当を「利用することがある」68.9%●30代は「手間を省きたい」だけが理由じゃない!?●「利用することに抵抗はない」が約8割!
市販のお総菜やお弁当を「利用することがある」68.9%
市販のお総菜やお弁当を利用することがあると回答した人は68.8%(「よくある」+「ときどきある」の計)。利用頻度では「週に1~2回」が40.0%で最も多く、週1回以上利用する人は62.5%でした。利用シーンでは平日、週末を問わず「夕食で」が最も多い結果となりました。
購入場所では「スーパー」が91.7%で圧倒的トップで、2位の「コンビニ」29.8%に大きく差をつける結果に。30代では「コンビニ」「デリ・総菜専門店」「弁当専門店」「飲食店のテイクアウト」が全体よりも高く、より幅広いシーンでさまざまなメニューを利用しているようです。
30代は「手間を省きたい」だけが理由じゃない!?
市販のお総菜やお弁当を利用する理由では、「料理の手間を省きたい」55.6%、「自分では作れないメニューだから」36.0%、「料理をする時間がないから」35.2%がトップ3に。年代別で見ると、30代(特に子どもが小さい人)では「料理の手間を省きたい」「片づけの手間を省きたい」などが高い一方、「たまのぜいたくとして」「本格的な味を楽しめる」「外食気分が味わえる」が全体より高く、「食の楽しみ」の一つとして利用する人も多いことがわかりました。
「利用することに抵抗はない」が約8割!市販のお総菜やお弁当についての気持ちを聞いたところ、利用することに「抵抗はない」と答えた人が76.2%と8割近くに。また、「日々の食事作りに欠かせない」と回答した人は59.9%と半数以上で、特に30代では73.6%と、全体よりも14ポイント近く高くなっています。
今回の調査では、7割近い人が市販のお総菜やお弁当を活用していて、もはや日々の食事作りに欠かせない存在になっていることがわかりました。今後、利用が増えると思うかを聞くと、「変わらない」が67.5%、「増えると思う」は28.4%でしたが、30代では43.8%が「増えると思う」と答えていて、「おかずにプラス1品加えるくらいならお財布への負担も気にならないし、食事が少し豪華になるので外食に行くより手頃。」(30代・女性)といった声も。家計や栄養バランス、便利さ、「食の楽しみ」としてなど、いろいろなバランスを上手にとりながら食卓に取り入れたいですね。
■調査概要「市販のお総菜・お弁当の利用について」
調査方法:WEB調査
調査エリア:全国
調査対象者:オレンジページメンバーズ*/国内在住の男女
有効回答数:1767サンプル(女性1469人、男性290人、その他8人)
調査実施期間:2024年6月6日(木)~6月13日(木)
調査実施機関:株式会社オレンジページ