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暑くてももう怖くない! 「夏弁」攻略の3つのルール。

2019.07.04

夏のお弁当(=夏弁)作りで気をつけたいのは、なんといっても衛生面。いたみやすいのはわかっているけど、作らないわけにはいかない……(涙) というかたに、おいしさも安全もお墨つきの情報を!

夏だからこそ、やってしまいがちなNG方法や、ちょっとした工夫で菌の繁殖を防げるワザやレシピを3つご紹介します。「これ、大丈夫?」の不安にサヨナラできますよー!

 

暑くても、もう怖くないっ!


【ルール01】
ご飯には「抗菌食材」を
混ぜ込む!

ご飯には、菌の繁殖を抑える効果がある「梅干し」「酢」「練りわさび」などを混ぜると安心。少しでも菌を減らすサポート役として、積極的に使うのがおすすめ。効果アップのコツは、ご飯全体に混ぜ込むこと。1カ所だけだと、その周辺にしか効果がありません。

例えば、↑の写真のご飯。


梅わかめご飯

材料(多めの1人分)
温かいご飯 200g
梅肉(塩分10%前後のもの・ちぎる) 1/2個分
乾燥カットわかめ(戻さずに使えるもの)※ 小さじ2(約2g)

※ご飯や梅の水分で柔らかくなり、量がやや増えるので、記載の分量以上に入れないでください。

作り方
[1] ご飯は粗熱を取る。ボールに入れ、残りの材料をすべて加える。


[2] 全体がなじむよう、しゃもじでしっかりと混ぜる(突くようにすると混ざりやすい)。完全にさます。

わかめの香りと梅のすっきりとした風味で、食欲のない日にもぴったりです!


【ルール02】
自己流の冷凍おかずを
凍ったまま詰めるのはNG!

保冷剤代わりとしても活躍する、凍ったまま詰められる冷凍おかず。市販の冷凍食品や専用のレシピは、凍ったまま詰めることを前提に厳しい検査や検証を重ねているので安全ですが、「残ったおかず」や「自己流のおかず」を凍ったまま詰めるのは避けて。

自然解凍中に汁けがでて菌が繁殖しやすく、お弁当全体に菌が広がる危険があります。作り置きおかずを詰めるときは必ず再加熱を!


【ルール03】
お弁当は食べるまで
保冷剤でサンド!

お弁当を室温で保管する場合は、保冷剤を活用して。保冷剤(弁当箱よりひとまわり小さいサイズでOK)で上下からはさみ、保冷バックに入れると効果的。できるだけ風通しがよく、直射日光の当たらないところに置いて。


夏弁作りは、いかに菌数を減らすかが大事。菌の繁殖を少しでも抑えて、安心のお弁当タイムをお過ごしください~!


監修/上田成子(獣医学博士)、料理/舘野鏡子、撮影/鈴木泰介、文/編集部・馬場

(『オレンジページ』2019年7月17日号より)

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