2018.03.18
今大注目のお弁当といえば、料理人・山本千織さんが作る〈チオベン〉。なんといってもその魅力は、ハッとする美しいビジュアル。ふたを開けた瞬間に心を奪われる人多数。そして口に運んだ瞬間、素材の組み合わせの妙が光る個性的な味にも、とりこになること間違いなしです。
そんな魅力たっぷりの〈チオベン〉を生み出す千織さんに、『オレンジページ』は春にぴったりの「特製お花見弁当」をオーダーして作ってもらいました。料理雑誌のこと、もちろんレシピつきというスペシャルバージョンです。
千織さんが作ってくれたのは、〈チオベン〉ならぬ〈チオ重〉。
おかずに、おにぎりに、豪華絢爛!
なかでもオレンジページ編集部員をうならせたのが「うるいとクレソンのふきみそソースあえ」(写真の重箱右上)。
旬の春野菜・ふきのとうを使って作るふきみそに、なんとブルーチーズを加えるのが、千織さん流。「味の想像がつかない……」なんてぼやいていた部員たちも、一口食べたら納得!絶賛!
ブルーチーズの独特なくせはみそによってまろやかになり、ほどよいアクセントに。チーズのこくがプラスされて、やみつきになりますよ~。どうしても苦手な方は、カマンベールチーズでも。
レシピはこちら↓
「うるいとクレソンのふきみそソースあえ」
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■材料(4人分)
うるい4本
クレソン1束(約50g)
〈ふきみそ(作りやすい分量)〉
ふきのとう10個(約50g)
みそ50g
ブルーチーズ(なければカマンベールチーズ)100g
サラダ油 オリーブオイル 塩
■作り方
1
ふきみそを作る。ふきのとうは根元を少し切り、いちばん外側の葉をむいて、みじん切りにする。チーズは粗く刻む。小鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱し、ふきのとうを炒める。油が回ったら、みそ50gを加えて炒め合わせ、全体になじんだら火を止める。チーズを加え、余熱で溶かし混ぜる(粗熱を取って清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2週間ほど保存可能)。
2
うるいは熱湯でさっとゆでて水にとり、水けを絞る。縦半分に切ってから長さ3~4cmに切る。クレソンは長さ3~4cmに切り、水にさらして水けをきる。ともにボールに入れる。
3
1のふきみそ大さじ2をオリーブオイル大さじ1で溶きのばし、2のボールに加えてあえる。味をみて塩適宜でととのえる。
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残ったふきみそは、同じくオリーブオイルで溶きのばしてローストビーフにかけたり、そのままワインのおつまみにしたりするのも、おすすめだそう!
ふきみそ×ブルーチーズ。そんなありそうでなかった素材の組み合わせは、自由な発想と絶妙なバランス感覚を持ち合わせる千織さんだからこそなせるわざ。
もうすぐ、桜が咲いたら「チオベン特製お花見弁当」を持って、お花見へ♪ 〈チオベン〉ワールドにハマってみてください!
料理/山本千織 撮影/田村昌裕 文/編集部・清水祥子
(『オレンジページ』2018年4月2日号より)
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