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「ツマとオットの家事シェア〜あの人のアイディア〜」記事一覧はこちら>
vol.7
「ついでを意識した合理的なラク家事ワザ」を実践しているマルサイさんが考える家事シェアとは?
ツマ・マルサイさん39歳。エッセイ漫画家。小3、小1、4歳の3兄弟の母。子どもたちとの暮らしぶりを絵日記の形で投稿しているうち、インスタグラムが人気に。著書に『主婦力ゼロからやってみた家事』(大和書房)など。
オット・夫:スーさん 50歳。アートディレクター。基本は住まいの一室にある事務所で仕事をしている。クライアントも巻き込んで、仕事の効率化を提案し、過重労働にならないようにしているそう。

二人の家事シェアの秘訣
【1】女が、男がと役割を決めつけず気持ちよく暮らせることを大切に、互いができることをする
【2】話し合って、工夫しあって〈いっしょに上達する〉と考える
【3】生きていくための必須能力だから子どもも小さいうちから家事参加
作りおきじゃなく、もっぱら〈下ごしらえ貯金〉を
作りおきや一汁一菜などラク家事ワザをやってみてわかったのは、家族に合っていないと無意味だということ。結局マルサイさんがたどり着いたのは、下ごしらえ貯金です。卵はまとめてゆでる、野菜は使うときに多めに切っておくといった本当に簡単なこと。でも、これらがあれば、メインだけ作ればOKに。揚げものをするときは、油がはねる場所に前もって新聞を敷いて、調理後の始末をラクにするという工夫も忘れません。
〈ついで掃除〉がしやすいしくみをつくる
猫の毛がつきやすいソファのそばには、粘着テープ式の掃除グッズを。髪の毛や洗濯物の糸くずなどが多い洗面所に、掃除機を。猫のトイレのそばには、ほうきとちり取りを置いて。「汚れに気がついても、わざわざ掃除道具をとりに行くとなると後回しになりがちです。だから、ささっと掃除ができるよう、汚れやすい場所のそばに、掃除グッズを置いています」。何かのついでにできるので、後回しにならず、汚れがたまりません。
子どもたちを家事に上手に巻き込む
「母ちゃんが忙しそうだから、助けてあげよ〜」「このお皿、母ちゃんが全部洗うの大変じゃない?」などと、子どもたちに声をかけるというスーさん。おかげで脱いだものやランドセルを定位置に戻したり、自分が使った皿は自分で洗ったり、はたまたごみ出しを担当したり。家事をするのが当たり前な人間へと成長している子どもたち。「カッコいいじゃん」とほめているので、家事ができるのはカッコいいことだと子どもたちは思っているとか。
子育てを「部活動」と考え、お互い上達するように取り組む
夫婦間の話し合いをとにかく大切にし、毎晩子どもが寝た後にお茶タイムを設けているとか。「子育ては、〈育児部〉と称していて、話し合いタイムはミーティング。部活といっしょで、対策を考えて、練習して試合しての積み重ねています」とスーさん。その過程で、夫婦ともに子育てがうまくなっていければいいと考えているそう。
撮影/三村健二 編集協力/加藤郷子 イラスト/オガワナホ

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