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2019.7.12

余った食材で料理対決! フードロスを考えるイベント『クリエイティブ・クッキング・バトル』レポート

料理を作ったけれど材料を余らせてダメにしてしまった……。安売りしていたので大量に買ったけれど、結局使いきれそうにない……。

そんな日常にあふれる問題、フードロスについて考えるイベント、『クリエイティブ・クッキング・バトル』が、7月6日に東京都内で行われました。

料理対決を行ったのは、なんと現役大学生。決勝戦である今回は、全国から予選を勝ち抜いた、相模女子大学筑波大学東京大学大阪府立大学の4チームが参加しました。

 

●大会ルール

このバトルのルールはいたってシンプル。主催者が用意したいくつかの食材と、参加者が持参した、食材(実際に家で余っていたもの)を組み合わせ、45分でいかにおいしく、美しく、工夫を凝らし、そして食材を無駄にすることなく料理を作れるかを競うというもの。

 

〈↓主催者が用意した食材〉

 

〈↓参加者の家にあった食材〉

ただし、自分のチームのメンバーが持ってきたものは使えない、だれも選ばなかったものは運営側から各チームに強制的に配布される、などの制限もあります。

なかにはスポーツドリンクの粉やポン菓子など、どう調理していいかちゅうちょしてしまうような、ある意味キラーアイテムも……。

 

はたして学生たちは、どんな工夫でこの難題をやっつけたのでしょうか?

 

●相模女子大学

むずかしい食材のほとんどを引き受け、注目を集めたのは相模女子大学チーム。

こんにゃくゼリーをフルーツと合わせてジュレ風のドレッシングに仕立てたり、スポーツドリンクをわらび餅にしたりと、アレンジレシピとして家庭でも使えそうなスゴ技を数々繰り出し、会場を沸かせました。

 

●筑波大学

その土地柄から、農作物にふれあう機会が多いという強みを生かし、季節の野菜をうまく操ったのは筑波大学チーム。

料理の鮮やかさはピカイチで、一品一品でき上がるごとにどよめきが起こるほどでした。

 

●東京大学

圧倒的なチームワークで、まったくバタつくことなく、涼やかに手際よく調理していたのが東京大学チーム。

他チームがあわただしく調理を行っている中、なんと制限時間の7分前にすべての工程を終え、プレゼンに備えて話し合いをしていたのが印象的でした。

 

●大阪府立大学

元気いっぱいの笑顔と、軽快な関西弁が飛び交い、始終にぎやかで楽しそうだったのは大阪府立大学チーム。

にんにくの皮を揚げたり、ポテトチップスの袋に残る最後の粉まで粘り強く使いきるなど、フードロスというテーマに徹底的に向き合う姿勢が見られました。

そして優勝したのは、出したゴミの量が最も少なかった大阪府立大学!

惜しくも優勝を逃したチームも、個性とアイディアとチームワークでこの問題に取り組む姿は、非常に素晴らしいものでした。

 

参加した学生の一人は、

「フードロスという課題に向き合ってみて、その本質は、ゴミの重量を減らすことではなく、“食材をいかにおいしくつくるか” “食材が十分に揃わないなかで、どう創意工夫するか”であると感じた。」

とコメントしていました。

社会問題について考える……と捉えるとむずかしく感じてしまいますが、“いま、目の前にある食材の魅力を十分に引き出す”と置き換えれば、私たち生活者にも少なからずできることはあるな、と感じさせられる言葉でした。

 

このような取り組みを通して、人々の普段の買い物や料理が少しずつ変化し、社会がよくなっていくと素敵ですよね。

フードロスを楽しく真剣に考えるイベント『クリエイティブ・クッキング・バトル』、これからも注目していきたいと思います。

 

【お問い合わせ先】
クリエイティブ・クッキング・バトル
https://ccb.kitchen

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