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オレンジページのベテラン編集者たち

入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者3人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。

大戸屋的和風ドレッシングで豆苗サラダ

vol.60

入社27年目 計量が苦手な山田の場合
『大戸屋的和風ドレッシングで豆苗サラダ』

 

回を重ねること六十回! 今年最後の更新となる「中の人」連載(社内ではそう呼ばれております)。なにか、年末年始の食卓で活躍しそうな料理をご紹介したいな~とあれこれ考えて、選んだメニューがこちら。前回に続き、編集を担当した『大戸屋的からだ想い定食』の中から、最近マイブームとなっているドレッシングのレシピを、お気に入りの食べ方と合わせてご紹介したいと思います。

十一月三十日に発売となった『大戸屋的からだ想い定食』では、大戸屋の人気メニューをおうちで再現するべく、料理研究家の村田裕子先生にレシピを考案していただいたんですが、前回ご紹介した万能・黒ごまペーストに負けず劣らず、気に入っているのがこの和風ドレッシング。大戸屋のサラダの味の決め手に欠かせない定番で、玉ねぎのすりおろしをたっぷり使っているのがポイントです。玉ねぎの香り、甘み、うまみを存分に生かした味わいで、玉ねぎをすりおろしているときから、食欲が増すというか、おなかが減るというか……。あ~玉ねぎって香味野菜なんだな~と改めて感じるというか……。とにかく、おいしいんですよね、ほんとに。

冷やしトマトにかけたり、いわゆるグリーンサラダにかけたり……。わが家では、あえて玉ねぎかぶりでオニオンスライスにからめて食べたりもするんですけど、このドレッシングをかけるだけで、シンプルな野菜のおかずが、ご飯に合う「和風味のおかず」になるのがうれしいところ。野菜だけでなく、ステーキにかけたり、しゃぶしゃぶのたれにするのもおすすめで、ご飯はもちろん、お酒もすすむんです、これが(笑)。

新年早々『大戸屋的からだ想い定食』の本格導入をと意気込んでいた山田ですが、すでに少しずつ大戸屋化しつつあるわが家の食卓。年末年始、野菜不足が気になるときは、切った野菜と和風ドレッシング。おせちに飽きたらこのスタイルで乗り切ろうと思います。

 
  • 玉ねぎのすりおろし

    玉ねぎをたれやドレッシングに使うときは、刻むことが多かった山田ですが、すりおろすと玉ねぎの風味がより際立っておいしくなるんだな~ということをしみじみ感じる今日このごろ。野菜のうまみや甘さって、しょうゆや砂糖と同じく、料理の味を決める「調味料」になるんだってことに気づかされます。

  • 大戸屋的和風ドレッシングをからめた豆苗とちくわをラーメンにのせて

    ドレッシングというよりも、生野菜をおいしくしてくれる万能調味料と考えれば、アレンジの幅が広がる気がします。今回紹介するサラダも、いつもだったら切ってそのままラーメンにのせる豆苗とちくわに、ふと思い立って和風ドレッシングをうっすらからめてみたら、ラーメンまでおいしくなって驚いたという感じ。のっける具に味がついていると、スープを飲まなくても満足感があるってことも意外な発見でした(笑)。

オレぺの中の人のうちごはんレシピ

『大戸屋的和風ドレッシングで豆苗サラダ』

大戸屋的和風ドレッシングで豆苗サラダ

材料(2人分)

  • 豆苗 1袋
  • ちくわ 1~2本
  • 〈大戸屋的和風ドレッシング〉※
  •  玉ねぎのすりおろし 1/2個分(約100g)
  • ■合わせ調味料
  •  ・しょうゆ 大さじ2と1/2
  •  ・砂糖、みりん、酢 各大さじ1と1/2
  •  ・レモン汁 大さじ1
  •  ・サラダ油 大さじ2
  •  ・和風だしの素(顆粒) 小さじ1/2
  •  ・塩 小さじ1/2
  •  ・こしょう 少々
  • ※和風ドレッシングの材料は作りやすい分量です。

作り方

  1. 大戸屋的和風ドレッシング和風ドレッシングを作る。耐熱のボールに玉ねぎと合わせ調味料の材料を入れ、よく混ぜ合わせる。ふんわりとラップをし、電子レンジで3分加熱する。取り出して粗熱を取り、密閉容器に入れて保存する。⇒保存期間の目安は、冷蔵で1週間から10日というところ。私はフリーマーケットで手に入れた、お気に入りの容器に入れて冷蔵庫で保存してます。あっという間になくなるんですけどね。いろいろな料理に使うので(笑)。
  2. 豆苗は根元を切り、食べやすい長さに切る。ちくわは斜め薄切りにする。器に豆苗とちくわを盛り、ドレッシング適宜を添える。ドレッシングを好みの分量かけ、ざっくりあえて食べる。 ⇒ちくわに塩けがありますし、ラーメンにのせて食べる場合は、ドレッシングの分量はほんのちょっとでOK。味をしっかりつけるというよりも、玉ねぎの風味を全体になじませるつもりで混ぜるといいと思います。
山田かおり
Editor No.01 山田かおり(通称・山先輩)
大学卒業後、1994年にオレンジページに入社。料理にも編集にもまるで興味がなかったのに、オレンジページ編集部に配属。料理編集者の道を歩み始める。以来ずーっと料理企画を担当。料理編集者でありながら、計量と甘いものが苦手という変わりだね。プライベートではプロレスと酒をこよなく愛し、夫と愛猫1匹、リクガメ夫妻と暮らす。

山田のうちごはんレシピ、
こちらにもあります。

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