2016.11.06
世はまさに「極厚サンドイッチ」時代!!
パンケーキに塩レモン、おにぎらずにジャーサラダ……etc. 激流のごとく移り変わる〈食〉ブームのなか、色とりどりな具をたーっぷりはさんだ「極厚サンド」は、今のりにのっている存在!
そんな極厚サンドをいち早く始めていたお店が、東京・代官山にあるってご存知ですか? テレビや雑誌の取材がひっきりなしに訪れる、その店の名は「キングジョージ」。
ここのサンドイッチの特徴は、なんと言っても断面の美しさ! 代表メニュー「ザ・キングジョージ」もこの通り。
厚さ8cm(!)にも及ぶボリューム感ながら、フレッシュな具がお行儀よく収まっていますよね。その美しさの秘密はずばりはさみ方にあり。今回、特別に厨房を覗き見させていただきました~!
まずは、パン1枚にターキーハムを、もう1枚にチーズとトマトをオン。
そう、ふつうは1枚のパンの上に順に具を重ねますが、「キングジョージ」流は2枚両方のパンにのせていくんです! 確かに、これだけの具をパン1枚に順に積んでいったら、ぐらついてはさみづらそう……、と想像がつきます。「極厚」ならではのはさみ方ですね。
1枚をくるっと返すようにすれば、あふれんばかりのサニーレタスもきれいにサンドできます。
ペーパーでぴっちり包んで、ピクルスごとつま楊枝で固定。ナイフで切れば、美しい断面のお目見えです!
パン2枚に具を重ねるはさみ方や、お店で開発したという独自の包み方(こちらは企業秘密!)など、洗練された「極厚サンド」の裏側には、いろいろな工夫がありました。
撮影/三村健二、文/編集部・渥美
(『オレンジページ』2016年11月17日号より)
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