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ポスターやアートだけじゃない! 「何を飾ってもいい」がルールな北欧流の壁使い

2022.10.29

長野県在住のエッセイスト・桒原さやかさんと北欧スウェーデン出身の夫・オリバーさん。北欧で暮らして感じたことをヒントにした、華やかで素敵なご自宅の工夫を覗いてみました。

教えてくれたのは……
桒原(くわばら)さやかさん
ライター・エッセイスト。松本市で、築40年の中古物件を自分たちでリフォームしながら住んでいます。日常で感じたことを中心に書きます。著書に「北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし」。3歳と1歳のママ。好物はシュークリーム。

●北欧ではとても身近なウォールアート

オリバーさんの両親の家には、3メートルほどもあるアートパネルが階段の壁にかけられているのだそう。「僕が高校生くらいのころ、好きな画家の絵をモチーフにしたパネルがイケアで発売されると知り、母が即、買いに行っていました。父が長いはしごを持ち出して、母の指示で壁に飾ったことをよく覚えています」(オリバーさん)。
「北欧の友人の家ですてきなアートが壁に飾ってあったのできくと、リサイクルショップで買った、見ず知らずの素人の絵とのこと。びっくりしましたが、自分がいいと思ったら、何を飾ってもいいんだと気づきました」(さやかさん)
こんなふうに壁を飾ることが、北欧ではとても身近。絵やポスターのほか、棚を取り付けてから、そこにオブジェをディスプレイするということもよくされているのだそう。「好きなものを壁に飾るだけで、そこが自分たちらしい場所になるし、空間に動きが出てダイナミックになる気がします」とオリバーさん。松本の2人の家でも、見渡すとたくさんのフレームがかけられています。

●ポスターやカードを飾るときは、必ずフレームに入れます

そのまま壁に飾ると、ポスターやカードが傷むから、必ずフレームに入れることにしています。「せっかく気に入っているものだから、大切にしたいという気持ちからです。植物を買ったら、それに合う植木鉢に入れるじゃないですか? それと同じ感覚です」とオリバーさん。使う予定がなくても、フレームだけまとめ買いをしておき、お気に入りが見つかったときにすぐ飾れるようにしているのだそう。安くていろいろなサイズや色、素材のものが見つかるので、フレームはすべてイケアのもの。もう大丈夫」(オリバーさん)。4

●小さな棚を取り付けて、実用品も壁のアクセントに

小さな棚やボックスを壁に取り付けて、必要なところに収納をプラスしたり、飾り棚にしたりというのは、北欧ではよく見かけるインテリアのアイディア。2人は飾るだけでなく、本を収納したいと思って、キッチンと仕事部屋の壁に、それぞれ小さな棚をつけました。置くもの、飾るものに色があるので、棚やボックスは白を選ぶのが2人らしさ。ほどよい立体感がプラスされ、さらに空間に動きが生まれています。

●子ども部屋は本人が喜ぶ空間を意識します

子ども部屋の壁が白いままではつまらないからと、ほかの部屋よりもカラフルにしています。小さなラックやアート用の飾り棚をつけたので、絵本やぬいぐるみなども飾れるようになりました。「壁を飾るだけで雰囲気づくりがしやすいと思います」とオリバーさん。2枚の抽象的なアート作品は、じつは娘の春ちゃんが絵の具遊びをしたときに描いたもの。「自分の絵を飾ってもらうのって、本人もうれしいみたいです」(さやかさん)。

北欧流の壁の飾り方は、とても自由で素敵。最近では穴が目立たないフックなど便利な商品も多いので、壁の飾りつけも気軽に試せそうですね。過ごしやすい気候ですし、壁を飾るのにぴったりなお気に入りの一品を探しにお出かけしてみては?

『家族が笑顔になる 北欧流の暮らし方』より)

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撮影/大森忠明 文/加藤郷子 編集部・鈴木

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