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夏の屋外レジャーで気を付けたい!熱中症を防ぐ4つのポイント【医師監修・ドリンクやグッズも】

2024.05.06

5月でも猛暑日になって、油断すると熱中症になる可能性もあります。テーマパークに出かけたときなど、長時間直射日光に当たっていると、体の熱を逃がしにくくなるので要注意です。屋外での熱中症対策を紹介しましょう。

屋外レジャーの熱中症予防 4つのポイント

対策1 帽子、日傘、通気性のいい服などを着用

暑い日に屋外で過ごすときは、衣服を工夫して暑さの調整を。できるだけ薄着にし、服は麻や綿など通気性のよい生地のものを選びましょう。また、下着は吸水性や速乾性にすぐれた素材を選ぶのがおすすめ。そのほか、日傘や、つばの広い帽子などで直射日光を避けることもポイントです。

対策2 冷たい飲み物を携帯し、こまめに水分補給

水や麦茶などの水分を多めに持ち歩き、いつでもすぐ水分補給できるようにしましょう。のどが渇いていなくてもこまめに飲むことが大事。また、常温でなく冷たいもののほうが、体の内部の温度を下げることができるうえ、胃にとどまる時間が短く、水分を吸収する小腸にすみやかに移動するので冷たい飲み物を保冷機能のある水筒で持ち歩くのが◎。

対策3 塩分補給アイテムを持ち歩く

汗をかくと体内の水分とともに塩分などのミネラルが失われます。このとき水分だけを補うと、血液中のミネラル濃度が低くなり、逆に熱中症が起きやすくなることも。水分とともに塩分も補うことが大切です。水1ℓに対して塩1〜2 ɡを加えた食塩水やスポーツドリンクなどの塩分がとれる飲料のほか、梅干し、塩昆布、塩分入りタブレットなどを持ち歩くのもおすすめ。
凍らせるとスラリー状(液体と細かい氷の混合物)になるので、水分&塩分を補給しながら体をしんから冷やすことができる。ポカリスエット アイススラリー 100g 194円/大塚製薬
塩分、カリウム、クエン酸を手軽に補給できるラムネ菓子。食塩相当量は1粒あたり約0.1gで塩分の調整がしやすい。塩分チャージタブレッツ スポーツドリンク味 81g 246円(編集部調べ)/カバヤ食品

対策4 冷却アイテムも携帯して体を冷やす

暑い日に屋外で過ごすときは体温の上昇を防ぐため、体を冷やせるアイテムを持ち歩くのもいい方法。飲み物の入った冷凍可能のペットボトルを凍らせて持参すれば、手で握っているだけで体温を下げられ、水分補給もできるのでおすすめです。市販の冷却シートや、首に巻く冷却グッズなどでもOK 。首は太い血管が通っているので、冷やすと効率よく体温を下げることができます。

夏前の今の時期は、体がまだ汗をかくことに慣れていないので、急に暑い日があると熱中症のリスクがアップすることも。今から備えておくと安心ですね。

教えてくれたのは……三宅康史先生

帝京大学医学部教授。帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長。日本救急医学会評議員・専門医・指導医。熱中症に詳しく、環境省発行の『熱中症環境保健マニュアル2022』の編集委員も務める。

 (『オレンジページ』2024年5月17日号より)

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監修/三宅康史 イラスト/あべさん 文/編集部・新関

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