オレンジページオリジナル「ブリキのパウンド型」は、購入されたかたから、焼き色が美しい! 角がきれいに出る! ほかのパウンド型とは仕上がりが格段に違う! などと、好評をいただいています。このよさをストレートに実感できるのが、基本のパウンドケーキと呼ばれる「カトルカール」。バター、砂糖、卵、粉をほぼ同量ずつ使い、具材は入れない素朴なケーキです。シンプルだからこそ、ふんわりとした食感や焼き上がりのよさが実感でき、お菓子作り初心者にもおすすめ♪「カトルカール」を教わりに、パウンドケーキの著書も出版されているお菓子研究家の加藤里名さんの元へ。 「カトルカールは、カトル=4、カール=〈1/4〉を表すフランス語ですよ」とも教えてくれました。バター、砂糖、卵、粉という4つの素材が同分量ということですね♪ 今回は、レモンの皮のすりおろしを加えて、さわやかさをプラスしたレシピでご紹介します。 ●作り方を簡単にご紹介♪ 【1】バターを練り混ぜ、砂糖を加えてふわっとするまで混ぜる室温に戻したバターを練り混ぜ、グラニュー糖とレモンの皮を加えてふわっとするまで混ぜて。いずれもハンドミキサーを使うのでラクチン。空気を含ませるように混ぜると、バターの風味が濃く、しっとりとした口当たりになります。 【2】溶き卵を少しずつ加える溶き卵を5~6回に分けて加え、そのつど生地につやが出るまでハンドミキサーで混ぜます。冷蔵庫から出したての卵は冷たく、バターの脂肪分と混ざりにくいので、湯せんで温めた溶き卵を少しずつ加えてなじませるのがコツ。生地につやが出るのは、バターと溶き卵が分離せずにきれいに混ざったあかしです。 【3】粉をふるい入れてさっくりと混ぜる粉類を万能こし器を通してふるい入れます。ゴムべらで底から大きくすくうようにして20回ほど、ボールの側面の生地を落とし、さらに10回ほど混ぜて。混ぜすぎると粘りが出て、生地が膨らまずに食感も悪くなるので、手早く切るように混ぜるのがポイントです。 【4】パウンド型に生地を入れて焼くオーブン用シートを敷いたパウンド型に生地を入れ、表面を平らにならす。あとは、予熱をしたオーブンに入れて焼くだけ! 生地の表面に膜ができたら、焼いている途中でオーブンを開けて、刃を水でぬらしたナイフで中央に10cmほど切り込みを入れてから再び焼きます。切り込みを入れることでパウンドケーキならではの形に焼き上がります♪ 「カトルカール」は材料が少なめで工程もシンプル。気負わずに作れますので、ぜひお試しください!「カトルカール」のレシピはこちら\レシピ動画も公開中/ 【商品について詳しくはこちら】オレンジページオリジナル ブリキパウンド型 18cm profile松永製作所1953年創業。精密機械の部品製造からスタートし、その技術を生かして2008 年ごろから本格的に始動したお菓子型が、国内外から高い評価を受ける。