最近、パウンドケーキを食べる機会が多く、バターの風味のよさと、生地のしっとり&ふんわり感に魅了されています。飽きのこない味わいがまたいいですよね。素朴なバターケーキは、手軽に風味をつけてアレンジすることも可能。今回は、おうちに常備されていることの多い「インスタントコーヒー」を使ったコーヒーパウンドケーキを、お菓子研究家の加藤里名さんに教わります。型はすぐれた焼き上がりが評判の「オレンジページオリジナル ブリキのパウンド型」を使用。基本的には、粉、卵、砂糖、バターの4つの材料を各1/4量ずつ使う「カトルカール」を、コーヒー味にするだけだから、とっても簡単! ポイントは、生地、表面のアイシングの両方にコーヒーを使い、アーモンドパウダーでコクをプラスすること。これでぐっと風味が増し、甘さとほろ苦さのバランスがよいケーキになります。作り方を簡単にご紹介しましょう♪【1】バターを練り混ぜ、砂糖を加えてふわっとするまで混ぜる室温に戻したバターを練り混ぜ、グラニュー糖を加えてふわっとするまで混ぜて。いずれもハンドミキサーを使うのでラクチン。空気を含ませるように混ぜると、バターの風味が濃く、しっとりとした口当たりになります。 【2】溶き卵を少しずつ加える溶き卵を5~6回に分けて加え、そのつど生地につやが出るまでハンドミキサーで混ぜます。冷蔵庫から出したての卵は冷たく、バターの脂肪分と混ざりにくいので、湯せんで温めた溶き卵を少しずつ加えてなじませるのがコツ。生地につやが出るのは、バターと溶き卵が分離せずにきれいに混ざったあかしです。 【3】粉をふるい入れてさっくりと混ぜる粉類を万能こし器を通してふるい入れます。ゴムべらで底から大きくすくうようにして20回ほど混ぜて。混ぜすぎると粘りが出て、生地が膨らまずに食感も悪くなるので、手早く切るように混ぜるのがポイントです。 【4】コーヒー液を加えるボールの側面の生地を落とし、温めた牛乳で溶いておいたコーヒー液を加え、ゴムべらで底から大きくすくうようにして、さらに10~15回混ぜます。ここでも粘りが出ないよう、混ぜすぎに注意。【5】パウンド型に生地を入れて焼くオーブン用シートを敷いたパウンド型に生地を入れ、表面を平らにならします。あとは、予熱をしたオーブンに入れて焼くだけ! 生地の表面に膜ができたら、焼いている途中でオーブンを開けて、刃を水でぬらしたナイフで中央に10cmほど切り込みを入れてから再び焼きます。切り込みを入れることでパウンドケーキならではの形に焼き上がります♪ 焼き上がりはコーヒーのよい香りが漂い、幸せな気持ちになれます。コーヒーアイシングの作り方は下記をご覧ください♪「コーヒーパウンドケーキ」のレシピはこちら\レシピ動画も公開中/ 【商品について詳しくはこちら】オレンジページオリジナル ブリキパウンド型 18cm profile松永製作所1953年創業。精密機械の部品製造からスタートし、その技術を生かして2008 年ごろから本格的に始動したお菓子型が、国内外から高い評価を受ける。