器は甲羅かと思いきや……まさかのもなか! たしかに、本物の甲羅だとほじくりにくいし、どう捨てたらいいか迷うので、いいアイディアだと思います♪
「&fish(アンドフィッシュ)―魚がつなぐヒトとミライ―」 は、漁師、仲卸、加工メーカーといった、産地で水産業を支える人たちのさまざまな挑戦を応援する水産庁のプロジェクト。セカンドシーズンとなる2023年度(令和5年度)の挑戦者は青森、宮城、福島、千葉の4県の水産加工事業者、計22社です。今回は、挑戦者が開発した発売したての新商品10品を、オレンジページnet編集部員が実食レポートします!
常においしい情報にアンテナを張っている食いしんぼうばかり。お取り寄せ好き、旅行好き、港町出身(!)など、魚介にはちょっとうるさいメンバーが新商品を試食しました。
従来の「紅ズワイガニ」の甲羅の代わりに、「食べられる器」を開発。商品名のとおり「器ごと食べる」をコンセプトに作り上げた、家庭ごみ削減にもつながる商品です。器には、なんと伊勢えびのペーストを入れ、焼いたときに香ばしさと風味が出るような仕上がりに! グラタンには「本ズワイガニ」がたっぷり。高級感のある脚肉を使用することで、見た目も味もグレードアップします。
ノルウェーで水揚げされたさばをていねいに骨取り。こくのある米みそと合わせみそで甘みを引き出した調味液を充填して真空調理しました。凍ったまま湯せんで温めるだけで簡単に食べられるところもポイントです。
気仙沼産のふか肉を主原料にしたフィッシュソーセージ。そのまま食べてもおいしく、サラダや炒飯の具材にも最適です。不足しがちなたんぱく質をはじめDHAやEPAなどの栄養素を豊富に含んでおり、栄養素摂取のサポートに◎。常温保存が可能で携帯に便利なため、アウトドアや日々の忙しい生活シーンでも活躍します♪
福島常磐鍋は、「常磐もの」の「鮟鱇(あんこう)」や「真鱈(まだら)」を中心にさつま揚げやあおさのりをセットにした鍋。オリジナルの塩ベースのスープつきなので、おうちで簡単で、おいしく本格的な海鮮鍋が完成します。あおさのりは、しめの雑炊としても楽しめるのがポイント!
オリーブオイルとにんにくで煮込むスペイン料理「アヒージョ」をイメージ! 魚肉に、チーズ、豚バラベーコン、ブラックペッパーをたっぷり練り込み、焼き上げた後にダイスカットして、鷹の爪、ニンニク、エクストラバージンオイルとともにびん詰にしました。お酒やチーズが好きなかたや、手間をかけずにおしゃれなおつまみを食べたい若い世代にも人気です。
宮城県産のほやを使用し、ご自宅で湯せんやレンジで簡単に調理できるようにしました。味つけは、ご飯のお供にもぴったりな、チーズ・テリヤキソース味・キムチ味の3種類。ほやの可能性は広く、まだまだ知られていないよさがたくさん。まずはぜひ、食卓の一品としてご賞味を!
焼いた国産さばの粗ほぐしを、旨辣(うまから)のたれであえました。たれは、ごま油や玉ねぎ、にんにく、しょうがなどが効いてほんのり甘くピリッと辛く、ご飯のお供にぴったりの一品。豆腐や納豆、鍋料理の薬味として、また焼きそばやそうめん、炒飯のトッピングとしても使える万能品です。身のごろっと感とさば本来のうまみをお楽しみください。
三陸漁場の中でも数少ない外洋(波や潮の流れが早い海藻を鍛えてくれる漁場)で育つ十三浜産のわかめは、肉厚で香りがいいのが特徴。さらにこの十三浜のわかめは、日本国内のわかめで初めてASC(世界共通で使用されている世界基準の持続可能な環境認証)を取得しました。厳しい基準で徹底管理したわかめは、おいしいだけではなく安心安全です。
福島常磐ものを堪能できるぜいたくな5種セット。伊勢えびは年々水揚げ量が増えている、新たな名物。焼く、蒸すのがおすすめです。淡泊な白身とふんわりした食感がおいしいめひかりは、気軽にから揚げで。常磐ものの代名詞あんこうもから揚げがおすすめです。オリジナルのバジルソースをからめたほっきは、そのままでも温めても◎。いわき市の郷土料理・さんまのポーポー焼きは冷凍のままフライパンで蒸し焼きにしてください。
魚介にに恵まれた千葉県銚子という地で、長年蓄積された干物加工技術を使って作りました。地元千葉の「ちば醤油」と自社で製造した利尻昆布だし液を合わせ、鮮度を重視していねいに干し上げた、魚のうまみとしょうゆのうまみが詰まったしょうゆ干しです。
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