「シャワルマ」って何? から中東料理の美味しさにハマる
こんにちは。カナダに来て5年ほどになりますが、先日はじめて
「Shawarma」料理という存在を知りました。
シャワルマ? と聞いたときは、何のことやら。
しかし、街中をよ〜く見ると、あるわ、あるわ。「Shawarma」の看板↓がいたるところに!
こんなに市民権を得ているのに、なぜ今まで気づかなかったのか不思議なくらいです。考えてみたら、中東地域からの移民も多いのだから、当たり前のことなのかもしれません。
そのきっかけとなったのが、友人がすすめてくれたこちらのお店「
Jerusalem Shawarma」。
イスラエル・エルサレムから移民した兄弟がカルガリーでスタートしたお店です。さっそくテイクアウトすることに。
Shawarma料理について、ネットで調べてみると、『味つけした肉(牛肉や羊肉)を金属の串に刺し、回転させながら焼いた中東地域の料理』だそう。こちらのお店はShawarma料理を中心に、中東料理が味わえるよう。
オーダーするときは、そのような知識さえなく、とりあえずメニューをチェック。友人がすすめてくれた一度にいろいろなものが試せるプレートメニューの中から選ぶことに。
なになに、なんだかこのコロッケみたいなものがおいしそう! しかも「Vegan」表記がついている。気になる〜〜! と、
「Falafel Plate」をオーダー。
Falafel(=ファラフェル)について、これまたネットで調べると、日本語でもレシピがたくさん出てくる(!!)。ひよこ豆などの豆をつぶして作られているスパイスをきかせたコロッケのようなもの。ふむふむ。イスラエルの家庭料理ともいうべき一品だそう。
いざボックス、オープン!
このボリュームにびっくり。ピタパンにサラダ(パンの下に隠れている)、ご飯、ガーリックポテトもついている! どこから食べたらいいの〜⁉︎
ご飯は、適度な酸味があって、食がすすみます。なんといってもたっぷり入ったソースがくせになる。記憶が曖昧なのですが、tahini(ごまのペースト)に、hot・sweet味をセレクトしたはず。ごまのコクがいい。余ったものを次の日ホットサンドに塗って食べたら、これまた合う(私って天才か、と勘違いするほど笑)。
メインのファラフェルは、これはどこかで……食べたことのある味。日本でかもしれません。ほくほくカリッ。スパイスがきいてる! 頼んで正解でした。
ピタパンにはさんでも、ご飯と食べても相性◎。ふたつの食べ方をできるなんてぜいたくです。次に頼むときもきっとコレだな。というか、すでにこの味が恋しくなっている。この香辛料の使い方が絶妙なんだと思うのです。
ガーリックポテトは、想像通りのおいしさ。サワークリーム(と思われる)を使ったソースがさっぱりしていて、お腹いっぱいのはずなのに手が止まらない……。
これでお値段およそ19$(=約2100円)。高いと思うかもしれませんが、一度にこの量は到底食べられず……2回分食べられると考えるとなかなかお得です。
夫は定番のラップを頼んでいましたが、こちらも「うまい」を連呼。
(私の中の……)新たな食の世界の扉が開きました。中東料理激戦区のカルガリー。いろいろリサーチして、さらに深く、この世界を堪能したいと思います。
それにしても移民大国カナダには、まだまだ知らない世界の料理がたくさんあるに違いありません。これからどんな出会いがあるのか、楽しみです。