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編集部

季節の恵み たけのこ

春と言えば「たけのこ」の季節です。
この時季だけの、旬の恵み。立派な姿にすこし圧倒されてしまったりもしますが、採りたてのたけのこを丸っと楽しんで、食卓から春を満喫してみました。



*アク抜き*

(穂先を斜めにカットして、カット表面を深さ1センチ位ほど十字に切り込みを入れます。大きめのたけのこ2本で米ぬか1カップ位+鷹の爪1本ずつ。ひたひたのお水を注いで落し蓋をし、1時間半ほど煮ます。途中で様子を見ながら水も足していきます)

たけのこを楽しむ第一歩と言えば、「アク抜き」です。
正直、ここが一番の山場といっても過言ではない、大事な作業。避けては通れないアク抜きさえこなしてしまえば、あとは美味しいたけのこが待っています。基本的なアク抜きから、簡易的なアク抜き。やり方はいろいろとありますので、そこはお好きな方法でやるのが一番。

私は、皮つきのままがたけのこの風味が逃げないということで、米ぬかが炊ける、何とも言えない良い香りを嗅ぎながらアク抜きをしています。
(時間と手間はかかりますが、待ち時間は読書タイムと決めて気長に待っています。)

あんなに大きかったのに、下拵えをしてみると食べられるところはほんの少し。アク抜き作業で完成した水煮を見つめては、毎回寂しくなるのがたけのこの罪なところ。

なので毎年、この量のたけのこを今年はどうやって食べようかと、考えて考えて料理します。

そして、今年作ったのはこちら ↓↓↓


たけのこごはん

(2合分 だし汁 +薄口しょうゆ大さじ2+みりん大さじ1と1/2=400ml or メモリ2合 薄味レシピ) 
子ども達も大好き、たけのこごはん。
これは家族全員で、たけのこを楽しめる必須メニューです。具材はシンプルに。たけのこと刻んだ油揚げだけ。いつもよりちょっとだけ長めに炊けば、お焦げもできてさらに美味しい。蓋を開ける瞬間はテンションが上がります。


焼きたけのこのオイル漬け

(水煮たけのこをニンニクと一緒に香ばしく焼いてパセリと鷹の爪と一緒に保存瓶へ。オリーブオイルをひたひたになるまで注げば完成。冷蔵保存で3週間ほど。)

こちらは大人用のおつまみに。
そのまま食べても、パスタなどお料理に使っても良し。ガーリックの香りと鷹の爪の辛みでお酒もすすみます。ビールもハイボールもワインも。どんなお酒にも合いますよ。


姫皮の梅和え

(姫皮と大葉と梅肉をちょっとの醤油とみりんで和える。姫皮は少量なので、調味料は少しだけで調整。)
一本のたけのこから少量しか採れない、先っちょの部分。柔らかい穂先の姫皮は、梅肉と大葉で和えて箸休めに。市販の水煮ではなかなか味わえない、頑張ってアク抜きをした特権です。


天ぷら

水煮してあるたけのこなので、衣がカリっとしたら揚げ終わり。火のとおりを気にしなくて良いので、案外簡単です。揚げたてホクホクのたけのこ天ぷらは、家族で取り合いになります。天つゆも良いけれど、お塩で頂くのもおすすめ。春は天ぷらにすると美味しい食材に溢れているので、たけのこを天ぷらにする際には一緒に揚げて楽しんでみてはいかがでしょう。


今年はこの4品で、たけのこを満喫。
来年の春は何をつくろうか。家族のリクエストを聞きつつ楽しみに待ちたいと思います。



日常から喜びを見つけて暮らしています。
家が好きで、基本的に台所まわりに生息中。

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