close

レシピ検索 レシピ検索
編集部
母の得意料理「しょけごはん」のお弁当

はじめましてなので、私について語らせてください

みなさま、はじめまして。

この度、オレぺエディターにお声がけいただき、ブログを書かせていただくことになりました、
島根出身東京在住、mikkiと申します。

Instagramでは、ほぼ毎日とりとめのない長文と共に、娘だったり、旦那さんだったり、
自分だったりの茶色め地味目なお弁当を投稿しておりますが、なにしろ気弱なもので、
日々のしつこめな投稿、その上、このブログまで見てくださっている方が
いらっしゃるとしたならば、恐縮至極に存じます。ありがとうございます。



さて、そんな、三度の飯より作文が好き、な、我が父の血を受け継いだ作文好き、
が、どっちかってーと三度の飯の方が好きな私ですが、なにしろ食いしん坊。
一日三食しか食べられないなら極力美味しいものが食べたい。
が、毎日外食をするわけにもいかず、デパ地下で買い食いするわけにもいかない、
さして美味しくないもので空腹を満たすなんてとんでもない、
となると、さして美味しくなくても、そこはもうしょうがないと諦めがつく、
「自分で作る」しか選択肢はないわけで、日々あくせくとお料理にいそしんでいるのですが、
私の作るお料理のルーツは、世の人々の多くがそうであるように、それはもちろん母の料理。

私が大好きな漫画に五十嵐大介先生の「リトル・フォレスト」というものがありますが、
東北の田舎の村でほぼ自給自足で暮らす主人公いちこ。
田畑を耕し、農作物を収穫をし、旬の味を味わい、加工し、保存食を作る。
なんて、素敵な生活なんでしょう!と感動したものの、やや、これはわが母が
ずっと当たり前に行っていたことではないか!ドンっ!

と、興奮して力が入ってしまいましたが、
田畑で農作物を育て、野や山から自然の恵をいただき、無駄にしない。
春は、山菜採りにタケノコ掘り、育苗器で苗を育てて、田植えをし、
山から笹を採ってきては笹巻を作り、ゆで汁はマムシ除けに庭に巻く、
夏のおやつは蒸したトウモロコシに冷やしたトマトにきゅうり、
秋は実った稲を刈り取り組み立てた「はで」に干し、
合間に野菜を干したり、漬けたり、市場に出荷してみたり、
季節の行事も忘れずに、神仏に感謝して、祭りごとも欠かさない。

当たり前だと思っていたことがなんとありがたく、豊かな事だったかと
都会に憧れる10代、20代、30代を過ぎた今は思いますが、
あの頃、母のお手伝いを全くせずやさぐれていた事を残念に思う日々。

でも、お料理が上手で仕事が丁寧な母のDNAは私にも刷り込まれているはず、
と、今日もせっせとごはんを作るのですが、特にお弁当は頑張りすぎると続かない、
よって、作り置き、冷凍貯金、昨日の残り物を駆使し、
どうにか短時間で、でも美味しいお弁当を、と、試行錯誤の日々です。

と、初回から長文が過ぎましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

東京の片隅の2LDKの小さなマンションで、旦那さんひとり、娘ひとり、私ひとりのさんにんぐらし。ふるさと島根に常に想いを馳せている、おうちが大好きなサブカル好きのインドア派です。
が、旅も好き。
Instagramでは、平日はほぼ毎日お弁当を投稿しています。mitsuki4087

[mikki(東京)]
の他のブログを見る

ブログRANKING

BOOK オレンジページの本

ブログRANKING

読みものRANKING

SPECIAL

Check!