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編集部

【おすすめの旅先】冒険心をくすぐるパワーあふれる沖縄たび♪

今月のテーマ【おすすめの旅先】ということで、去年のことになりますが沖縄旅行をおすすめいたします♪

「海外旅行気分に浸れる、大自然満喫のレンタカーで回る気まま旅」
私の中で、そんなネーミングがあてはまる冒険心をくすぐる沖縄でした◎

旅行を計画するまで、沖縄の主要の観光地は那覇に集中と思い違いをしていた私。
地図を広げてみると、那覇のホテルから「美ら海水族館」でさえ約85kmも離れていました、、、

沖縄本島は最南端から最北端まで直線距離で約120kmあり、
北部(やんばる)、中部、南部に分かれ、1周すると約400kmあります。

これ、レンタカーがないと行きたい場所へ移動するのは大変だと、事前にレンタカーを申し込みました。
そのお陰で北から南へ縦横無尽に回ることが出来たのです♪
そもそもレンタカーがなかったら旅程自体、危うくなるところでした💧

あれから早いもので、8カ月経過していますが、思い出を振り返りながら、
特に印象的で、また訪れたいと思う場所をお届けします♪

太古の息吹を感じる「ガンガラーの谷」

まずは、事前予約ツアーでしか入ることが出来ない神秘の「ガンガラーの谷」
初めはノーマークでしたが、調べてゆくうちに最も行きたい場所へと上りつめ、
結果、訪れて本当に良かった場所です!
ガンガラーの谷は、数十万年前の鍾乳洞が崩落して出来た谷間に広がる、自然豊かな亜熱帯の森です。
古代人「港川人」の居住跡の可能性から、発掘調査が行われている場所でもあり、
生命の神秘に触れる、人類の原点を感じられる貴重なツアーです。



谷の入り口にある鍾乳洞をそのまま生かした「CAVE CAFE」は、その存在感に圧倒されます!
ツアーの集合場所になっている洞窟カフェは、ガイドツアー参加者しか入ることが出来ません。

ツアー開始より早めの時間に到着すれば、カフェタイムが楽しめます。 
ツアー後はカフェへは戻って来れず、ツアー前にしか利用できないため、
確実に利用したい場合は早めの到着が必須です。
40分前に到着した私たちは、500円で利用できるドリンクバーを利用。  
その中で特に印象的だったのは、風化したサンゴで焙煎した沖縄限定焙煎コーヒーで、その名も「35コーヒー」
コーヒーの売り上げの一部をサンゴの保護活動に役立てているそうで、
自然の恩恵をうけ、更に還元する取り組みは素晴らしいなと
大自然の中でいただく35コーヒーを味わいながら感銘を受けました、、、


出発前に専門のガイドさんの丁寧な説明を受け、気持ちが高まったあと、
いよいよ聖地の森へと出発です !


一歩洞窟から出ると濃い緑が生い茂ったジャングルのような世界 !
植物の大きさや生命力がすごい !!!

その中でも圧倒的な存在感放つ森の賢者、大主ガジュマルは、この森を包み込むような神々しさ!
訴えかけてくる何かが、、、この地に光を求めて手をのばしているかのようで、その存在感たるや圧巻でした。

終盤は港川人が見つかったフィッシャーという岩の割れ目の場所を見学し、
日本人のルーツかもしれない港川人についての興味深いお話を聞くというもの。

骨格から予想される港川人のイラストは、猿人のようではなく、現代にも馴染むお顔立ち。
しかもお笑い芸人のあの方に似ていて、参加者から笑いがもれました。

これからの新発見に期待大です!
歳を重ねてもまだまだ知らないことだらけ、驚きと発見の連続とそして感動を、
ありがとう!ガンガラーの谷!!!

美し過ぎる自然の造形を生かした「バンタカフェ」

星野リゾートが運営する、入り江に沿うような崖の上に佇む「バンタカフェ」 
バンタとは、沖縄の方言で崖を意味します。
宿泊者以外でもカフェの利用可能で、自然の地形を生かした場所に4つのエリアがあります。
全く違う表情の「大屋根デッキ」「海辺のテラス」「岩場のテラス」「ごろごろラウンジ」
ついつい時間を忘れて長居をしてしまうような快適さ。

海が近くに感じられる「海辺のテラス」が特に人気♪
座席数は少なめなうえ、混雑していたのですが、
別のエリアを楽しむためか、意外と回転率がよく、気が付くと空いているといった感じでした。
相席だった方はヒジャブを纏った女性お二人で、楽しそうに撮影し合ってました~♪

沖縄らしさを感じるカフェメニューはバンタカフェ名物「うちなーピザトースト」
たっぷりのチーズに、ゴーヤとスイティードロップ(涙の形をした新種のペッパー)がトッピング。
マイルドな辛みとゴーヤの食感、チーズのコクがベストマッチ!



もし可能なら潮がひいている午前中に訪れるのがおすすめ

潮がひいた海岸には巨大な奇岩が幾つか点在し、ふしぎな光景が広がっています 。

潮の満ち引きでも違う表情がたのしめ、
このように荒波によって削られた自然のアートを間近で楽しむことが出来るんです。
小さな生き物などがうろうろしていたり、たくさんのサンゴのかけらがあったりと、
穏やかな時間が流れ、心のリズムが整うのを感じます。

続く遠浅とごつごつとした岩々に、、、心奪われる。
ここへ来たなら、心に何かを持ち帰ってゆける、そんな気がします、、、


辺鄙でもなんでも飲みにいきたい「アセローラフレッシュ」

海や山に囲まれた美しいアセロラの里、本部町にある「アセローラフレッシュ」
分かりにくく、本当にここにあるのかなという場所にあります。
最新ナビでも迷いまして、危うく山の奥へ向かうところでした💧

念願のアセローラフローズンは火照った体に染み渡り、
甘酸っぱさとアセローラのやさしい風味がクセになる美味しさでした✨

アセロラにはいくつか種類があるそうで、大きく分けると甘み系と酸味系があり、
こちらでは1958年にハワイより導入された生でも食べられる甘み系を使用していらっしゃるとのこと。

ご親切にお店の方がアセロラの説明をしてくださったり、敷地内に植えてあるアセロラを教えてくださいました。 
夏に収穫されるアセロラはデリケートなため、まれに産直で生のアセロラがあるそうだけれど、
通常、生のままでの流通は殆どないとか。
ビタミンC含有量はトップクラスのアセロラ、冷凍は食べたことがありますが、生でも食べてみたいなぁなんて、
お肌も心も輝きがあるお店の方を見て思ったのでした ✨ 
沖縄へいると、年齢なんてどうでもいいと思ってしまうくらい、素敵に年齢を重ねられた方々ばかり♪ 

美味しいフローズンアセローラ目指して来た甲斐がありました◎
とりあえず遭難しなくてよかった(笑)


国の天然記念物に会える「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」

今回の旅でどうしても行きたかった、ヤンバルクイナに会える「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」

北部(やんばる)の自然豊かな場所に位置し、ヤンバルクイナのとび出し注意の標識があり、
この区間は、動物などのとび出しなども多いため慎重に走行しなければいけません。
ヤンバルクイナは飛べない鳥ですが、飛べない代わりに時速40kmで走ります。
自然豊かなやんばる区域では、残念ながら交通事故によって野生生物がけがをしたり、
衝突死してしまうロードキルが発生しています。

安全を守るため、道路標識以外にもヤンバルクイナ注意の目印など、様々な取り組みが行われていました◎



ヤンバルクイナは沖縄本島北部にだけにすむ貴重な鳥で、発見されたのは1981年と、意外と日が浅いのです。
やんばるの方たちはヤンバルクイナがここだけに住む鳥とは認識しておらず、
昔から地元の人は(アガチ 慌てもの)や(ヤマドゥイ 山鳥)と呼んでおり、
日常過ぎて当たり前になっていたため、固有種に認定されるのに時間を要したようです。

また、ヤンバルクイナは絶滅危惧種で国の天然記念物に指定されており、
過去に毒蛇ハブの駆除のために、もともと沖縄に生息していなかったマングース導入によって捕食され、どんどん減少してしまった背景があります。
ハブ被害も深刻でしたから、良かれと思ってとり入れたことが、生態系をこわす結果になるなんて。
失敗から学習し、生態系や命の大切さを後世に伝えていく、ヤンバルクイナを通して様々なことが学べる施設なのです◎

そして、ついに!!!観察ブースで感動のご対面
独特の背格好で、歩き方がとても可愛らしく、
お顔は九官鳥、体はキウイのような感じかな(主観的な意見です)
ひょこひょこと近くまでやってきてくれ、サービス精神旺盛♪

オープンの天井で日光も降り注ぎ、雨風も自然のままという、実際に生息する環境を再現して飼育されています。
ヤンバルクイナのクー太くんは二代目で、保護されたヤンバルクイナの中でもストレスに強く、物怖じしない人懐っこい性格だとか。

純真無垢なクー太君の様子を眺めていたら、心が浄化された気持ちになりました、、、

貴重なヤンバルクイナのクー太君に会えた喜びに浸っていた帰り道、、、
な、な、何と 野生のウリボウ(イノシシの子供)に遭遇しました!!!
自然豊かなやんばる、気をつけて気をつけて走行しなくては!
どんなことにも通じることですが、ひとりひとりの心がけが大切ですね✨
   

訪れるだけで癒し効果抜群「やちむんの里」

最後は時間ぎりぎり間に合うかどうか祈る思いで向かった「やちむんの里」
工房は閉まっていても、結果的に登り窯を見られればいいという気持ちで。
やちむんとは沖縄の方言で焼物のことで、沖縄の歴史ある工芸品です。
やちむんの里には象徴する登り窯や共同売店、独立営業されているお店と、19の工房が立ち並んでいます。
営業時間が過ぎていたため、殆どが閉まっていましたが、
工房の雰囲気を感じられて良かったですし、また次への楽しみにもなりました◎
やちむんの里のシンボル、赤瓦屋根の巨大な登り窯は圧巻の存在感!   
   

人懐っこい猫ちゃんの歓迎や、お店の外にはさりげなくウェルカムフローティングフラワーに心ほぐれるひと時。
ハイビスカスにピンクや紫の小花と水草がバランスよく水に浮かんでいて、沖縄の方々の感性が素敵すぎます~✨

まだ営業されていた工房で器と豆皿2枚を購入。  
やちむん特有のぽってり感と温かみと素朴は空間をやわらかく包みこんでいるかのよう。

 
沖縄の自然や青い空にに映えるやちむん。
唯一無二の作品が島のゆったりとした空間で生まれる、その一部を目にすることができて、
やちむんへの興味がまた大きくなりました♪
   

五感を刺激する「鉄板焼きステーキハウスjam」

最後はグルメで飾るべく、恩納村にある「鉄板焼きステーキハウスjam」をご紹介。
南国リゾート気分を味わいながら圧巻のパフォーマンスと、絶品鉄板焼きが楽しめるお店です◎
予約は必須の人気店、沖縄県と愛知県の2店舗で展開しています。
扉を開けると出入り口の階段に、無数の名刺が貼り付けられた独特な空間が広がります。 
名刺だけでこんなに混沌とした雰囲気を醸し出せることに驚きー!
お店の中もポリネシアンベースで、遊び心いっぱいの空間になっています♪


お隣の席は外国の方々で、え❔ここは、日本ですか❔
エンターテインメント的な雰囲気も高揚感が高まります♪ 
活きオマール海老やアワビがつくコースは、無駄のない手さばきと絶妙の焼き加減で提供してくださいます。
オマール海老は鉄板焼きのあと、絶品スープになって出てきた時の嬉しさ。
   
終始シェフの見事な手さばき、温かいお心遣いとおもてなし、
絶品の鉄板焼きと、最高の時間を過ごすことが出来ました。
沖縄を訪れたら、また是非とも訪れたいお店です✨



人生に彩を添えてくれる旅。
旅は、もはや生きがいレベル。
今回の4泊5日の沖縄旅もたくさんのことを吸収できました✨


ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
また次回、ここでお会いしましょう♪

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食べること、作ること、自然に触れること、そしてランニングが好きです。日々の色々なものからインスピレーションを受けて、独自の創造力や心地よい生活スタイルを築いています。

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