すすめ!さかなクン 海とお魚研究室

こんにちは! みなさん、海やお魚は好きですか? ここは、「すすめ!さかなクン」といっしょに、身近な「食」から、お魚やその環境について考える研究室です。 水の環境を守ることから、地球の未来を考える。こどもたちとギョいっしょに楽しくポジティブに始めましょう!

2023.12.28

【すすめ!さかなクン】こどもが大好きな「鮭」を研究しよう!

お魚が大好きで、海やお魚のことにとても詳しいさかなクンと、楽しく考え、お魚をおいしくいただくこの連載。今回は、日本人になじみ深い、こどもにも大人気の「鮭」に注目! おいしいレシピも紹介するので、最後まで見てくださいね。

こんにちは!「すすめ!さかなクン」でギョざいます。
わたしたち日本人が最も食べているお魚が、そう、サケちゃん!
どんなお魚なのか、ギョいっしょに調べていきましょう。レッツ・ギョー!!

鮭は長~い旅をする


北海道周辺や日本海、北太平洋の広い範囲を回遊して成長するサケちゃん。川で生まれ、海に泳ぎ出て4年ほどで成長し、生まれた川に戻ってきて産卵します広い海から生まれた川に迷わず戻ってこられるのは、川のにおいを覚えているため、また、地球の磁場を感じ取ることで方角がわかるためといわれています。
サケの仲間は、もともとは川などに暮らす淡水魚だったのが、氷河時代に食べ物を求めて海に旅するようになったのだと考えられています。その頃からの習性が、今のサケの暮らしにつながっているのですね。

サケちゃんは、すギョーくたくましい!

鮭は赤身? 白身?


身の色が赤いので赤身のお魚と思われがちですが、じつは白身のお魚。海で食べるオキアミ類などの甲殻類に多く含まれるアスタキサンチンという赤い色素の影響で身が「サーモンピンク」とよばれるオレンジ色になるんです。

買うときはここをチェック!

 
国産の天然ものの鮭は主に秋が旬。それ以外の時期も、ノルウェーやチリなどからの輸入ものが多くお店に並び、一年じゅういつでも食べることができます。
ふだん、切り身を買うことが多いと思いますが、選ぶときはここをチェックしてくださいね。

[生鮭]
・身が締まって皮がきれいな銀色をしている
・パックに入っているものはドリップ(水け)が出ていない

[塩鮭]
・身の色が赤い
・身が堅く締まっている
・解凍品の場合は、表面に霜がついていない



おいしいサケちゃんはきれいでギョざいます!

おいしく食べたいから、すぐに調理orケアを!

鮭は脂が酸化しやすいので、なるべく買った当日に食べましょう。すぐに食べない場合は1切れずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。ただし、「解凍品」や、自宅で冷凍してから解凍したものは再冷凍すると味が落ちるため、早めに食べきるのが鉄則です。

生鮭の臭みを抜くには、切り身1 切れに対して塩小さじ1/4ほどをふり、約10 分おいて、ペーパータオルで水けを拭いて。水けとともに臭みが抜け、おいしく食べられます。

 では、いよいよおすすめの鮭レシピをご紹介します! 

サケちゃんをお料理しましょう !!



次のページ: おすすめの鮭レシピを紹介!

文/編集部・和田有可

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