2024.04.21

しっとりジューシーな蒸し鶏でカオマンガイ

しっとり蒸し鶏のカオマンガイ風

ときどき無性に食べたくなる蒸し鶏。家族からのリクエストも多いメニューです。ご飯と合わせてカオマンガイ風にしたら、手早くワンプレートごはんが完成! 
蒸し鶏をしっとり柔らか~く作るにはポイントがあるんですって! ポイントとともに作り方を紹介します。

作り方の画像一覧を見る

『しっとり蒸し鶏のカオマンガイ風』のレシピ


材料(2人分)

鶏胸肉(大)…1枚(250~300g)
きゅうり…1本

〈下味〉
塩…小さじ1/4
砂糖…小さじ1/2
酒…大さじ1



作り方

1 鶏肉に下味をもみ込む

鶏肉に塩と砂糖をよくもみ込む。酒を加えてさらにもみ込み、そのまま5分ほどおく。

塩と砂糖をよくもみ込むのがポイント!

塩と砂糖の保水効果を生かすために、必ず最初に塩と砂糖をよくもみ込んでから酒を加えて

2 少ない水分で蒸しはじめる

フライパンに水80ml、酒大さじ2と、1の鶏肉を皮目を下にして入れ、ふたをして中火にかける。
水分はたったこれだけ! 少ない水分で蒸すので、お湯が沸く時間が早く、時短にもなります。

3 裏返して蒸す

煮立ってきたら、ふたを取って鶏肉を裏返す。

4 蒸したあと、火を止めほったらかす

再びふたをし、弱めの中火で7分蒸す。火を止め、そのまま15分ほど蒸らす。

ほったらかすのがポイント!

しっとり仕上げるコツは、ほったらかしの蒸らし時間にあり。じんわり火が通るので、堅くならず、ふっくらと仕上がります

5  カオマンガイ風に仕上げる

蒸し鶏を食べやすい大きさに切ってご飯にのせたら子どもも大人も大好きな一品に。

〈たれ〉(すべて混ぜる)
ナンプラー、水…各大さじ1
砂糖、レモン汁…各小さじ2
(好みで)一味唐辛子…少々

温かいご飯に、蒸し鶏と食べやすくちぎったレタスの葉、刻んだピーナッツ(無塩)を散らし、全体にたれをかけていただきます!

「塩糖水」を使えば、よりジューシーに!

塩と砂糖を水に溶かした「塩糖水」。少し手間はかかりますが、下味をこの「塩糖水」に替えると、さらにジューシーに仕上がります。鶏肉を浸した状態で、冷蔵庫で4日ほど保存可能。3日以上おく場合は、塩糖水を抜いておくと、塩けが強くなりすぎるのを防げます。

「塩糖水」の材料

水…1/2カップ
塩…小さじ2/3
砂糖…大さじ1/2

作り方

ポリ袋に「塩糖水」の材料を入れ、袋の口をぎゅっと握ったまま振って、塩と砂糖を溶かす。鶏胸肉(大)1枚(250~300g)を加え、空気を抜いて口を閉じ、鶏肉全体を塩糖水に浸す。冷蔵庫で6時間以上置き、上記作り方2~4を参照し、同様にする。

大人はよだれ鶏もどうぞ

蒸し鶏にピリ辛のたれをかけた「よだれ鶏」にしてもご飯がすすむこと間違いなし!

〈たれ〉(すべて混ぜる)
しょうがのすりおろし、白すりごま…各小さじ1
砂糖、酢…各小さじ2
しょうゆ…大さじ1
粉山椒…少々
ラー油…小さじ1/2

子どもと食べるときは、粉山椒やラー油を省いたり、しょうがを減らすなど調整してくださいね。

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料理/上田淳子 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/朴玲愛 文/編集部・和田有可

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