2023.09.06

おうちで〈りんごあめ〉を作ってみよう! 砂糖を溶かしてあめにする実験

りんごあめ

お祭りの縁日でおなじみの「りんごあめ」。甘いあめとフレッシュなりんごの組み合わせがやみつきになる、娘も私も大好きなおやつです。

りんごがたくさんお店に並ぶこれからの時期、家で作ってみませんか? 
砂糖を鍋で加熱すると液体になり、とろとろしてあめになる、という変化を観察するのも楽しいですよ。
(火を使う実験なので、お子さんから目を離さないよう、気をつけて行ってください)

こどもも食べやすいように、小さめに切ってあめをからめる作り方をご紹介します。見た目もかわいいですね。

画像をまとめて見る

『りんごあめ』のレシピ

材料(6個分)

りんご……1個
グラニュー糖※……250g

※上白糖よりもあめがパリッと仕上がるため、グラニュー糖がおすすめ。

下ごしらえ

・りんごは皮をこすってよく洗い、水けを拭く。
・バットにオーブン用シートを敷く。

作り方

1 りんごを切って棒を差す

1 りんごを切って棒に差す
りんごは縦6等分に切り、軸としんを取る。包丁(あればぺティナイフ)の先端をりんごの端にゆっくりと刺し、深さ2cmほどの切り込みを入れる。棒を差し込み、ペーパータオルで水けを拭き取る。

2 砂糖水を煮詰める

2 砂糖を煮詰める
深さ8~9cmの小鍋に水80ml、グラニュー糖を順に入れる。弱めの中火にかけ、ごく薄く色づくまで、10分以上を目安に煮つめて火を止める。

※砂糖が結晶化してしまうので、混ぜるのはNG。ときどき鍋を傾けながら煮つめます。

観察しよう!
砂糖水の色が変わってくるのを確かめよう


3 りんごにあめをからめる

3 りんごにあめをからめる
鍋を傾けて 1 にあめをさっとからめ、下準備したバットにのせて少しおく。残りも手早くからめる。

観察しよう!
あめはどんな状態かな? さらさら? とろとろ?

4 あめを固める

4  あめを固める
あめが固まったら、シートからりんごあめをそっとはがし、バットの縁に立てかける(あめが溶けにくくなる)。冷蔵庫に5~10分入れ、冷やしてから食べて。

観察しよう!
固まるとあめがパリパリになるのを確かめて! 時間がたつと、りんごから水分が出てきてあめが溶けるので、なるべくできたてを食べるようにしましょう。


まとめ

砂糖水を加熱するとシロップ状からあめのように変化します。
一度、色や状態が変わると、さめてももとに戻りません。

砂糖の色や状態、味の変化をキッチンで観察するのは、おもしろいあそびになりそうですね。もっと煮詰めるとこげ茶色になり、香ばしいカラメルソースになります。
できたあめを使って縁日ごっこをするのも楽しい! 休日にぜひお試しください。

『食べ物の「なぜ」を探ろう! キッチン実験室』より)

関連記事

手作りグミで、子どもとおやつ作り
【親子で実験】材料は2つだけ! 牛乳から自家製ヨーグルト作り
【キッチンで実験】ソーセージを作ってみよう!

料理/下迫綾美 撮影/岡本真直 スタイリング/しのざきたかこ 文/編集部・和田有可

SHARE

RELATEDこの記事に関する記事

ARCHIVESこのカテゴリの他の記事

TOPICSあなたにオススメの記事

PICK UPおすすめ