2023.12.13

これならうまくいく! 子供の〈片づけグセ〉がつく収納のコツ4

子供が自然と片づけるようになる!

なにかと忙しい年末。大掃除となると、ますますおっくうに感じますよね。それどころか子供がいると、どんどん部屋が散らかっていって、日々の片づけだけで手いっぱい! 出しっぱなしのおもちゃや本、文具など「片づけてもすぐに散らかる」「私ばかり片づけている」というストレス、たまっていませんか。

そこで、子供が使ったものを自然と片づけるようになるコツを伝授します。ここで大事なポイントは、子供にとって〈見つけやすい〉〈しまいやすい〉直感的に片づけられる収納をつくること。整理収納アドバイザーの水谷妙子さんが、自宅でおこなっている実例とともに解説します。

〈1〉見える化する

中身が見えないケースに収納すると見た目はすっきりしますが、子供にとっては中に何が入っているかわかりづらく戻すのもひと苦労です。また、ふたつきボックスは、おもちゃなど頻繁に出し入れするものにはNG。使うたびにふたを開閉する手間が増えるため、片づけのハードルがさらに上がります。

〈2〉分類は少なく

分類が複雑だと、子供だけで片づけるのは困難。おもちゃの分類はなるべく6つ以下にし、ラベリングも「にんぎょう」「のりもの」「ぶろっく」など、子どもが直感的に分かるものにしましょう。分類に迷ったときのために、何でも入れられる「いろいろ」カテゴリーも作っておくと、片づけのハードルがぐっと下がります。
子供の文具も、ケースにざっくり分類して。引き出しの中に入れたり、購入時のケースのままだと戻しにくいので、ここでも隠さず見える化。使ったらポイ入れできる簡単さが成功のカギです。

〈3〉放り込むだけ

しわになりにくい子供の衣類や肌着は、たたまず投げ込むだけでOK。これなら子供も自分でできるので、お手伝いも頼みやすくなります。きれいにたたんでいても出し入れしているうちにくずれてしまいますし、子供としてもふわっと入っているほうが取り出しやすいので◎。ただし、たくさん入れると取り出しにくいので、数を決めて余裕を持たせるようにして。

〈4〉子供別にする

本や衣類は、それぞれの子供ごとに収納スペースを分けると、自分のものを直感的に戻せるように。ラベルは、子ども別に色を変えるとひと目でわかりやすく、手書きのほうが目に留まりやすく貼り替えも簡単です。文字よりイラストを大きく描けば、幼児でもわかりやすい!

収納は子供の目に留まりやすい場所や、物を出し入れしやすい高さに置くことも大切。子供の成長にしたがって、片づけしやすい配置を心がけてください。

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監修/水谷妙子 撮影/林ひろし 文/編集部・渡辺

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