2023.08.30

子どもにこそ【農業体験】をしてほしい! その大きなメリットとは……?

家や学校で食べている野菜たち。こどもはもちろん、大人でさえ「スーパーに並んでいるところしか見たことがない」という人が増えています。

こどもたちが自然と触れ合う機会がどんどん減っている今、「農業体験」のメリットが再びクローズアップされています。食の大切さを実感できるだけなく、こどもの感性を刺激してくれる農業体験は、まさに「総合的な学び」の宝庫なんです!

今回は給食食材と食育サービスを提供する「はいチーズ!べジ」主催の畑ツアーに潜入。こどもたちの楽しそうな様子と、「農業体験」から得られるメリットについてレポートします!

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「農業体験」を通して育まれる感性とは?

触れる・感じる


こどもたちは土が大好き。土の上に寝転んだり、飛び跳ねたり、裸足で駆け回ったり……。土に触れて遊ぶことで、五感が最大限に刺激されます。自然と触れ合った感覚は、成長してからも「原体験」として深く心に刻まれます。

知る・考える



種まきから収穫まで、自分たちの手で農作物の世話をすることで、「成長を観察する力」が身につきます。ふだん何気なく口にしている野菜がどのように作られているかがわかり、食べ物がぐっと身近に感じられるように。

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畑ツアーが開催されたのは、千葉県山武市にある農園「たがやす倶楽部」代表の齊藤完一さんが、土作りから野菜の育て方まで、こどもたちにもわかるよう、ていねいに説明してくれます。

自分で野菜を育てることで、好き嫌いがなくなるこどもも多いそう! 科学的な研究結果からも、農作業をしているこどもの興味度とワクワク度の上昇、ストレス度の低下などが報告されています。


こどもにこそ「農業体験」を! 収穫体験だけでもたくさんの学びが得られるので、この秋ぜひ親子でチャレンジしてみてください!

『こどもオレンジページ No.5』より)


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監修/塚田祥世(べジリンク) 写真提供・取材協力/はいチーズ! 文/太田順子

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