大学時代の友人達を誘って、先日思いつきで焼き物の聖地、栃木県は益子町へ行ってきました。
「焼き物」といえば、焼き肉! としか浮かばなかった私。
でも、子どものころから粘土遊びが大好きで、実は「ろくろ」なるものにひそかな憧れを抱いていたんです。くるくる回る粘土が、手で触れただけでお皿になるなんて、きっと面白いに違いない! と……。
ろくろ体験をしたのは、「益子焼窯元よこやま」。
朝の10時頃に車で東京を出発し、お昼ぐらいには到着しました。入り口で受付を済ませ、まずは併設されているカフェで腹ごしらえ。ひと息ついたら、いよいよ「ろくろ」に挑戦です。
教室に入ったらエプロンをつけ、ろくろ台の前に座って、手を水でぬらします。スタッフの方々のお手本を見よう見まねで粘土に触れると……うにゅ〜
固いような柔らかいような不思議な感触。
あれもこれも作りたい、と夢はふくらむばかりだけれど、力の入れ加減が難しく、コツをつかむまで悪戦苦闘!
それでも、目の前でくるくる回る形無き土に向かい、手のひらと指だけで目指す形のイメージをじっと伝えていくと、いつの間にかはやる心が鎮まって、自然と土が応えてくれるようになるんです。
だんだんと頭の中がからっぽになって、ただただ無心に手を動かして、しみじみ思いました。ああ、こんな手の感触、体の感覚、しばらく忘れてたなぁ……と。
1時間の間にできあがった作品は、全部で6つ。その中から気に入った3点を選び、焼いてもらうことにしました。
絵付けはスタッフの方がしてくれるので、何種類かのなかから、ピンクの花柄を選びました。
帰る頃には、日々の仕事で疲れた頭がなぜかとってもすっきり。
たった1時間で、こんなにもリフレッシュできるなんて!
友人たちもみんな大感激、絶対また行こうと約束したのでした。
乾燥、絵付け、釜詰めなどを経て、手元に届いたのは約1カ月半後。
ひと回り小さくなった、世界にひとつだけの益子焼。
家宝にします!