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スキコレ
藍染めなど、藍色の世界
キタさん:趣味は読書と40年ほど言い続けてますが、最近「アイ」の世界にも傾いています。残念ながら「愛」ではなく、「藍」です。
1)どこにでもあるような植物ですがさりげない自然の強さを感じます。
2)何度も染めてもやはり木綿はこれくらいの色が素人には限界。生葉染めでは、やはり絹が相性がいいようです。
3)宇和島を知ってる人にしかわからない絵だと画家(森本秀樹氏)から言われましたが、それはともかくいい絵だと思います。
4)左は矢津田義則さん、右は粕谷恵さんという陶芸家の作品。お人柄がその作品に表れるのだなあと素人ながら思いました。


千葉県鴨川市の大山千枚田近くの「鴨川自然王国」という体験型農場に7年ほど前から通っていますが、 “無農薬で育てた和綿と藍を使った藍染めの手ぬぐいっていいよね”という軽いノリのプロジェクトが一昨年に立ち上がり、この未体験ゾーンに好奇心半分で加わりました。 棚田での田植え、草取り、稲刈り、大豆栽培など、農業の原点のような手作業を月一回ペースでやってきていたので、その変化形のイベントでした。

初年度には、畑で藍や綿を育て、初心者向けの藍の葉のたたき染めを体験。2年目の昨年はいくらか要領がわかってきたので、藍を2株もらってきてプランターで育て、自宅での生葉染めにチャレンジしました。
藍の生葉染めは、濃い藍色に染める本格的な藍染め(建て染め)と違って、実にシンプルかつナチュラルです。藍の葉(写真1)を水洗いしてミキサーにかけ、それを細かいネット等で漉したものに生地を何回か漬けこみ、空気にさらし乾かすという極めて単純な工程です。 木綿の場合には、豆乳などで下処理をする必要があり、私の場合何回染めてもこのような淡い色合いにしかなりませんでした。(写真2の左)
一方絹はきれいに染まります。グレーのハンカチは、少し濃い目に染まり(写真2の右上)、白いハンカチはかなり好みの淡い色合いになりました。(写真2の右下)

何しろ2株なのでここまでしかできませんでしたが、来年は藍を大量に育てて、オリジナル藍染め作品をいろいろ作ろうとひそかに決意し、種の採取を終えたところです。 こういう体験のせいか藍染めと聞くとどこか気になり、某デパートで「当藍染め工房で薬品を使わず染めた糸で織ったオリジナルネクタイです」という言葉にひかれ、あっさりと買ってしまったことも。値段はブランドものよりすこし高めでしたが……。

1年ちょっと前から、知人の紹介で絵の個展に足を運ぶようになりました。抽象または半具象画が多いので、最初は???という印象だったのですが、画廊のオーナーの「あきらめずにじっと見つめていれば、必ずぱっとひらめく時が来ます」という言葉を信じて通ううちに、確かにそんな感じの絵に出会いました。「夜明けの港」という油絵で、風景や色合いに引き込まれました。ご覧のように藍色の世界です。(写真3)

「ようこそ益子」の載ったオレンジページ(2006年10/17号)を片手に初めて出向いた秋色益子陶器市では、陶器をいっぱい陳列しているところよりも、陶芸家ごとの作品が展示してあるほうへ足が向き、作った方にちょっと話を聞きながら幾つか購入したのですが、いずれも藍色がかった作品でした。(写真4)
 
ナチュラルなものへの関心から藍色の世界へ近付いたのか、絵のような故郷(愛媛県宇和島市)の海の色が原点なのか自分でもよくわからないのですが、まあ好きなんだからいいじゃないという、まさに「スキ コレ」であります。

   
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