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スキコレ
小麦粉があったら……
おゆみ:週に一度は粉をこねる無類の粉モノ好き。
でも、片栗粉には触れません。
材料は、小麦粉・塩・サラダ油。これだけ。たぶん、だいたいのキッチンにあるはず!
こねて、こねて、こねて……
1.油をのばし 2.巻いて 3.閉じて 4.ねじって 5.置いて 6.つぶす! この作業が、小麦粉に命を吹き込みます!!(←おおげさ)
ふだんは、砂糖じょうゆで、これまた地味に食べることが多いですが、今日は、撮影用に鶏肉の照り焼きを添えてみました。中国の甘みそ・甜麺醤で、一気に北京ダック気分に♪
あ〜、白髪ねぎ忘れたぁ〜〜!


小学生のころからグルメマンガが好きで、『ミスター味っ子』とか『クッキングパパ』とか『美味しんぼ』を読み漁っては、その中に登場する料理に思いを馳せていたものです。その中でも、嵐か雪で山荘に閉じ込められた山岡士郎が、備蓄されていた食材だけで作った中国のねぎ餅がすごーくおいしそうで、自分でも何度か作ってみました。ある日、「ねぎもねぇ〜、ゴマ油もねぇ〜、車もそれほど走ってねぇ〜♪」と、吉幾三の歌のようにナイナイづくしの貧しい台所のときに、家にあった小麦粉・塩・サラダ油だけで作ってみたのが、今回ご紹介する「ねぎナシねぎ餅(仮)」。ごま油を使うよりあっさりしていて、今では我が家の小腹タイムの定番です。
「そーいえば、小麦粉が中途半端に残ってたなぁ」という方は必見!

まずは、薄力粉1カップをボールに(私は、もっぱら目分量ですが)。そして、ぬるま湯50〜70ccを様子を見ながら注いで菜箸でグルグル。粉が水分を吸ったら、今度は手でこねます。「生地がなめらかになるまで」とよく書いてありますが、私の感覚では、こねていて、それまでは抵抗していた生地が“すっ”と手になじむまで。これ、私は「粉との和解」と勝手に呼んでいるのですが、この瞬間が好きで、粉をこねているようなもの。そういう意味で、片栗粉とはいまだに和解できずにいます。水に溶かしても、すぐに自分だけ勝手に沈むようなあの強情さといったら! ……すいません、ちょっと話がそれました。

さて、粉との和解が無事すんだら、打ち粉をふった台(まな板でも)の上で生地をめん棒でのばし、表面にをパラパラ。手で押さえて生地になじませ、サラダ油を少量たら〜り。生地どうしをこすり合わせて油を全体にのばし、くるくるっと端から巻きます。次に、餃子を包む要領でふちの部分を閉じて、ねじり鉢巻みたいにぐるぐるっとねじります。さらに、台の上に左の写真5のように置いて、上から手でぐっとつぶし、最後にめん棒でのばします。これにて、のばし作業終了。

さあ、ついに焼きますよ〜!  強火にかけたフライパンに油をひき、伸ばした生地を投入。ぐわっと煙が上がりますが、あわてず騒がず30秒、ひっくり返して30秒。表面に一気にいい焦げ色がついたら、すばやく火を弱めてください。焦げます。あとはだいたい5分ぐらい。焦げないように中まで火を通します。腹ペコヤング(または元ヤング)でお急ぎの方はふたをしても。その場合、最後に強火で水分を飛ばしてくださいね。

ほら、もう、完成ですっ!! ここまでざっと15分ぐらいでしょうか。包丁でカットすると、サクッサクッとした音が食欲をそそります。まずは、そのまま食べてみてください。派手じゃないけど、しみじみとうまい。地味だけどしみじみ……あ、今思いつきました! 命名「しみ地味焼き」!! あれ、言わなきゃよかったかも。
気を取り直して、「中華のシンプルレシピ」を見ていたら、 同じような作り方で、白練りごまを折りこんだリッチテイストの「ごまのマーブルケーキ」を発見! 今度はこれも試してみようっと♪

   
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