脂ののったいわしがとってもジューシー。ソース状になったトマトをからめながらいただきます。
いわしを手開きする
いわしは包丁の刃先でうろこをかき取り、頭を落とす。腹側に4~5cmの切り目を入れ、刃先で内臓をかき出して、腹の中を水でよく洗い、水けを拭き取る。
いわしの背に、背びれをはさむようにして上下に2本深く切り目を入れ、その部分を取り除く。こうすると身をはがしやすい。
いわしを寝かせ、上身を手で持ち上げながら、もう片方の指2本で身と中骨の間をつまむようにして身をはがしていく。同様に下身も中骨を下にして置き、身を持ち上げながら、指でつまむようにして中骨から身をはがす。あれば身に残った小骨を取り除き、塩大さじ1を全体にふって、冷蔵庫で10分ほど置く。塩をさっと洗い流し、水けを拭く。
野菜を準備する
なすはへたを取って、縦に幅5mmに切る。ズッキーニは長さを半分に切り、縦に幅5mmに切る。トマトはへたを取り、1cm角に切る。フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、なすを並べて両面をこんがりと焼いて取り出す。続けて同量のオリーブオイルを中火で熱し、ズッキーニをこんがりと焼く。
バゲットを香りよく焼く
バゲットは一口大に切る。イタリアンパセリは葉をざく切りにし、茎は小口切りにする。フライパンをさっと拭いてオリーブオイル大さじ1/2を入れ、中火で熱してバゲットを焼く。カリッと焼けたら、にんにくとイタリアンパセリの葉を加え、よくからめて、塩、粗びき黒こしょう各少々をふる。
いわしと野菜を交互に重ねて焼く
耐熱容器にトマトを敷き、なす、ズッキーニ、いわしの順に4回繰り返して、立てかけるように並べ入れる。粉チーズをふって、250℃に熱したオーブンで15分焼き、一度取り出して、焼いたバゲットをのせる。再び250℃のオーブンに入れ、こんがりと焼き色がつくまで2~3分焼く。イタリアンパセリの茎を散らし、あればバジルの葉を飾る。