大分県をはじめ、全国各地で親しまれている素朴な汁もの。だんごはしっかりこねてねかせると、もちもちとした食感に。
ボールに薄力粉をふるい入れ、塩を加えてさっと混ぜる。水を少しずつ入れて混ぜ、まとまってきたら15分ほどこねる。
生地の表面がなめらかになったら丸くまとめ、堅く絞ったぬれぶきんをかぶせる(生地には触れないように注意する)。室温に置き、20~30分ねかせる。
ごぼうは皮をこそげて洗う。大きめのささがきにし、水に10分ほどつけてアクを抜き、ざるに上げる。にんじん、大根、里いもは皮をむき、小さめの乱切りにする。白菜はざく切りにする。
【2】の生地をちぎって20等分にし、だんご状に丸める。表面が乾燥しないよう、堅く絞ったぬれぶきんをかぶせておく。
鍋にだし汁、ごぼう、にんじん、大根、白菜を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら、里いもを加える。15分ほど煮てアクを除き、麦みそを少しずつ溶き入れる。
だんごを長さ20cmほどにのばしながら、煮立った汁に入れる。だんごに透明感が出るまで煮て火を通し、万能ねぎを加える。