中華の定番おかずを、旬の里いもでアレンジ。
豆板醤の辛みをピリッときかせて、ご飯がすすむしっかり味に。
まず、流水の下で、皮についた泥を洗い落とします。ペーパータオルで水けを拭いてから、上下を少しずつ切り、切り口から包丁で縦に皮をむきます。
次に、表面のぬめりを取ります。里いもをボールに入れ、塩少々をふって手でもみます。ぬめりが出てきたら、かぶるくらいの水を加え、再びかるくもんでからざるに上げます。あとは流水の下で、ぬめりをしっかりと洗い流せばOK。
里いもは洗い、皮をむく。横に幅1cmの輪切りにし、さらにぬめりを取る。小さめの器に、片栗粉大さじ1/2と水大さじ1を混ぜ合わせて水溶き片栗粉を作る。オーブン用シートをフライパンの直径に合わせて丸く切り、真ん中に直径2cmくらいの穴をあけて落としぶたを作る。
フライパンにサラダ油大さじ1と、にんにく、しょうが、ねぎを入れて弱火にかける。香りが立ったらひき肉を加えて中火にし、肉をほぐしながら炒め合わせる。肉がぽろぽろになったら、豆板醤を加えてさっと混ぜ、里いもを加えて、全体に油が回るまで炒める。
水1カップと鶏ガラスープの素を加えて混ぜ、落としぶたをして10分ほど煮る。里いもに竹串を刺してみて、すーっと通るくらいになったら、砂糖大さじ1/2、しょうゆ大さじ2、酒大さじ1を加えて全体を混ぜ、ひと煮する。水溶き片栗粉をもう一度混ぜてから1/2量を回し入れ、手早く混ぜる。様子をみて、とろみがたりなければ、残りの水溶き片栗粉を同様に加えて混ぜ、とろみがついたら器に盛る。