カリッと揚げたあじに、ピリ辛のたれをからめて食欲をそそる一品に。生の野菜をたっぷり加えれば、味だけでなく食感にもメリハリがつきます。
わた(内臓)を取る。まず、胸びれのつけ根の下あたりを、包丁の刃先で三角形に切り取ります。次に、その切り込みから菜箸の先を差し入れ、わたをかき出します。取りきれなかったわたや血のかたまりは、流水の下できれいに洗い流します。
ペーパータオルなどで、全体の水けをていねいに拭き取ります。腹の中に水が残っていると揚げたときにはねるので、腹の部分をペーパータオルではさんでかるくつまみ、中の水を絞り出します。
小あじは下ごしらえをする。万能ねぎは長さ5cmに切る。パプリカはへたと種を取り、縦に幅5mmに切る。ボールに南蛮だれの材料を入れて混ぜ合わせる。
小あじの両面に塩小さじ1/4、こしょう少々をふり、小麦粉を全体に薄くまぶす。フライパンにサラダ油を高さ2cmくらいまで入れて低温(160~165℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細い泡がゆっくりと揺れながら出る程度)に熱する。小あじを入れ、ときどき返しながら、からりとするまで4~5分揚げ、油をきる。
小あじを熱いうちに南蛮だれのボールに入れ、万能ねぎ、パプリカを加える。全体をさっとあえ、器に盛る。